#鹿児島サポ山口遠征
カメたびです。
今回は「薩長ダービー」となる、レノファ山口FC戦の遠征レポートです!
【ここまでのKUFC】
前回の藤枝遠征で退任となった大島監督の後任に浅野監督が就任。6月はアウェイでも勝点を持ち帰りホーム2戦は劇的な勝利となった山形、バトルオブ九州の大分戦の快勝などを経て着実に勝点を積み上げました。
ホーム2連戦後のアウェイ2連戦、最初の千葉戦は"シーズントリプル"を逃す悔しい逆転負け。中断前最後のホームゲームに向け、勝点を持ち帰りたい山口戦となりました。
【行程】
今回は新幹線で新山口駅まで向かい、そこからシャトルバスでスタジアムに向かいました。
新山口駅と維新みらいふスタジアムはシャトルバスで片道400円、後述しますが山口県MaaSアプリ「ぶらやま」でチケット(往復)を購入するとドリンクの特典がありますので、ビジターサポーターの方にもおすすめしたいと思います。
【遠征レポート】
【秋芳洞観光編】
新幹線で新山口駅に到着。この日は「秋芳洞」「秋吉台」に行こうと考えていたので、在来線のりば側を下りた先にあるバス乗り場から萩・秋芳洞行きのバス乗り場に並びます。
萩行きの高速バスが来たあとに、一般的な中型路線バスの秋芳洞行きが到着。交通系ICカードに対応しているのが観光客としてはありがたいです。
バスは徐々に山へ向かって走り、揺られること約40分で終点の秋芳洞バスセンターに到着します。
昭和の…かは分かりませんが、少なくとも令和最新版の雰囲気は漂っていないバスセンター。どこか哀愁さえ漂う空気に少し面食らいます。
おそらく今は車で来る観光客も多いのでしょう、バス停留所の規模からしてきっと昔は賑わっていたであろう光景が目に浮かびます。
それでも、想像もつかないような長い年月が作り上げた洞の内部は圧巻の光景です。
洞内からは地上へ続くエレベータで出ることができ、ほんとにここでいいのかと若干疑心暗鬼になる山中の道を登っていくと、突然視界が開けて秋吉台の美しい景色が広がります。
青空と草原をわたる雲の影…なんとも長閑な光景です。心が洗われるようでした。
秋芳洞のバス停へ戻るために秋吉台バス停留所へ。こちらも往時の人気はなく寂しげな雰囲気。隣にはお洒落なホットドッグの店がありました。
なお、新山口駅から秋芳洞は防長バス、秋吉台〜秋芳洞循環バスは中国ジェイアールバスが運行していました。
【スタジアムへ】
さて、再び路線バスで新山口へ戻ると試合会場「維新みらいふスタジアム」へ向かうシャトルバスに乗ります。駅の新幹線口側から約30分に1本程度出ているそうで、乗り場の受付で係員の方にチケットを見せます。ビジターサポーターも利用可です。
なお、交通系IC等での支払いにも対応しているので、飛び込みで乗ることもできます。
そして、冒頭でも軽く触れた山口県MaaSアプリ「ぶらやま」からチケットを購入(往復利用限定,800円)すれば、スタジアムでドリンク1杯(オレンジジュースorビール)プレゼントという特典つき。価格は通常と同じなので、ビール1杯600円だとすれば往復実質200円。試合後は会場周辺が大変混雑していましたし、特にお酒も楽しみたいビジターサポにもおすすめです。
スタジアムグルメは会場の一角がエリアとなっており、イベントステージの周辺にあります。出店数はそれほど多くなく、ピーク時にはお客さんが集中するため割と混雑している印象でした。
なお、今季からスタジアムは完全キャッシュレスとなっています。交通系ICカードやクレジット、スマホ決済など思いつく大半の決済手段は対応しているので最近はキャッシュレスの割合が増えてきた筆者にとっても便利でした。
なお、決済手段を持っていない方は当日限定のプリカがあり、チャージ機で現金をチャージし利用できます。残金はもちろん払い戻しを行うことができます。
ホームゴール裏付近のスタグルエリアはビジターのゴール裏から距離があり中々の苦行…これもアウェイの洗礼です。それでもレノ丸は可愛かったです。#レノ丸かわいい
【キックオフ!】
この日は天気も比較的良く、湿っぽい空気で高温多湿の辛いコンディション。水分・塩分補給をしっかり意識して臨みます。
土曜日で自走・新幹線と様々な方法で比較的来やすい山口とあって多くの鹿児島サポが集い、試合前から良い雰囲気。
鹿児島はホームで「ゴール裏」がないですが、その分特に多くの方が集まる近場のアウェイでは多くの方がゴール裏に集まり雰囲気を作るようになっているなと感じます。メインにも多くの紺色が見えました。
さて、試合の方は結果としてはまたもアウェイ初勝利とならず、アウェイ連戦も2連敗で終了となりました。今季J2の中でも高い戦術レベルにある志垣レノファを相手に、スコア以上の差を見せられた感じがしました。
特に後半鹿児島ゴール裏に攻めるという45分間も決定機らしい決定機を作れず、サポーターとしても非常にモヤモヤする試合になってしまいました。
試合後は悔しい結果に終わった選手たちに叱咤の声も上がりましたが最後は鹿児島コールで背中を押し、終了となりました。
アウェイの地で、ホームチームの勝利セレモニーを見せられることほど悔しいことはないですが、後になればこれも良い思い出になったりするものですよね。
【帰路】
試合後は、往路と同じ駐車場から再びバスに乗ります。「ぶらやま」チケットなので往路と同様にスマホを提示し、乗り込みます。
バスは3台ほど運行され、満車になり次第順次発車しピストン輸送を行っていました。利用者数に応じてバスの台・便数も随時といった運用のようでありがたいです。待機列はありましたが、ほどなくしてバスで再び駅へ戻ることができました。
【おわり】
相変わらず試合以外のネタに終始する遠征レポートでしたが、萩や下関、湯田温泉といろいろ行きたいところを断念し今回の旅は美祢市の秋芳洞・秋吉台を楽しみました。
千葉・山口と難敵が続いたアウェイ連戦、勝点を1,2でも持ち帰りたいところでしたが厳しい結果になりましたね。守備はだいぶ安定してきたものの、やはりそう何点も取るチームではないので先に失点してしまうと難しくなる展開が続いています。特に守備を粘って終盤の失点…というのが重くのしかかるので、前半良い形で入れている間に先制したいところです。
前半からは良い流れができているので、後半選手交代などがあった後にオープンにならずに前半の守備をできるかというのも課題にはなりそうだなと感じた試合になりました。
【camera】
FUJIFILM X-T2 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
フィルムシミュレーション:クラシッククローム
*一部、動画からの切り出し画像を含みます。
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