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ストロボライティングで撮る花006(祖光院)

お寺である祖光院では、墓地の周辺にヒガンバナが群生しており、毎年多くの見学者が訪れ、駐車場も車でいっぱいになる。ただしヒガンバナのエリアに足を踏み入れることはできないので、境界線で咲いている株を撮ることになる。

ちなみに上の写真1枚だけは、状況説明として自然光で撮ったもの。このエリアには入れないので柵越しに撮っている。

上の写真では、奥のほうにライトスタンドを立てて逆光気味に照射してエフェクトとし、左前からはバンク(ライトボックス)で立体的に照明している。

上の写真は、真正面から光を当てると地面まで照らしてしまい、花が埋もれてしまうため、画面左側から水平方向にかすめるように光を当て、花だけを浮かび上がらせている。
しかも照射距離が近いと、光源に近いほうが露出過多となるため、ある程度光源との距離を開けることで、相対的に左右での光量差が出ないようにした。

上の写真では、前後それぞれに照明し、しかも連続性が失われないようにしている。奥の方の照明光は離れていているため、光量調整はワイヤレスコントロールで行う。

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