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遊びで終わる男

自分が女だったら、メンタルを崩していたと思います。

付き合っていた彼女と別れてからはや1年が過ぎました。

別れたての頃は、6年ぶりのフリーの日々に開放感を感じ、たくさんの女性と楽しい場所に行きました。

興味のあったマッチングアプリでも多くの女性と機会を持ち、大学時代にやるような遊びをこの1年かけて一生分、やりつくしてきました。

恥ずかしい話なので、職場の人や真面目な友人にはこんな話しはしようとも思いませんが、1年のうち、最初の半年間はなんだかんだ刺激に溢れて、楽しいと感じていました。

ただ、半年を過ぎたあたりで、楽しいという感覚はまだ残りつつひどく虚しさを感じるようになりました。

この虚しさの正体は何なのだろうか。

身体は満たされても心は満たされない、そんな拗らせ女子のような感情を持ちました。

ちょうどそのころ、結婚をしたいなと初めて思うようになりました。

ネガティブに言えば、これ以上、寂しさや虚しさを感じたくない
ポジティブに言えば、1人の人と愛を育んでいきたい

これが本音だったと思います。

今は変に落ち着いてしまっていて、人としての面白みに欠けているなぁと思います。

面白いことを言おうとも思っていないし、人としての魅力を高めようとも思わなくなりました。

まずは自分を自分が愛することから始めようと思います。

自分が女だったら、メンタルを崩していたと思います。

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