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へっぽこOLのわたわた結婚式準備②

前回。無事ドレスが決まったところまで来ました。
前回はこちら

結婚式準備は楽しいですが、式場とドレスが決まってしまうと後は意外と地味な作業ばかり。仕事感も強まってきて………。


引っ越しと入籍

式場を決めても、初回の打ち合わせまでは結構時間があります。ドレスも決めてしまったので、この時期はいったん結婚式準備はお休み。その間に私達は引っ越しをしていました。といっても実家暮らし同士なので、持っていくものは服くらい。家具家電は家の受け渡しの日に指定して配送してもらって、洗濯機と電子レンジだけはある我が家で新しい暮らしが始まりました。
3月だったので春服を持っていったのですが、その時期は寒の戻りで寒い日も多く、慌てて実家から追加で冬服を持ってきたりもしました…。

初日に必要だったと後悔しているものたち

  • 布団一式

  • カイロ

  • ハンドクリーム

  • 冬用のコート

3月に引っ越して感じたのが、まず「部屋の中がめちゃめちゃ寒い&乾燥している」ということ。外のほうが暖かいし、やたらと乾燥していて手がパリパリになりました。ハンドクリーム塗りたくって乗り切りましたが地味に辛かった。あとご飯を食べるにはレンジがあればいいと思いがちですが、湯を沸かすことができないとお茶とかも飲めなくて不便。
寝る場所も、ベッドはあとから考えるとしてまずは布団でしばらく暮らしました。いまでも片方が風邪引いた時用の布団として重宝しているので、布団一式はあって損はないですね。

顔合わせ食事会

引っ越してしばらくして、両家の顔合わせ食事会を開きました。結婚するにあたり、結納をやるやらないも結構お家によって分かれるところですが、うちは結納ではなく食事会で済ませました。

松本楼のおいしいお食事

こういうイベントに適したレストランを探すのもなかなか難しかったのですが、自分たちはレストランウェディングを検討していたので、その時の候補のお店を使わせていただきました。両家の紹介のしおりも、ネットで見つけたものを使って作りました。

終始とても和やかに進んで一安心。

2次会をやろう

結婚式に呼ぶ人が固まってくると、今度は逆に「結婚式に呼ぶほど近しい関係ではなかったけれど、この機会に会わないと中々会う機会がなさそうな皆様」の存在が気になってきました。
自分たちが呼ぶのは親族、小学校からの友達、大学のサークルの同期と、仲の良い先輩後輩。
でもその他先輩後輩もお世話になった人は沢山いて、せっかくならば会っておきたい…。そう考えた私達は、翌日に2次会を敢行することに。
なぜ翌日なのかというと、挙式スタートが午後なので披露宴後に2次会をする余裕はないだろうなというスケジュールの問題から。
ならば2次会で着るものも決めないとな?ということで、ドレス探し第二弾が始まりました。

運命のドレスというやつ

ドレス選びを開始してから、「Say Yes to the Dress」という海外のウェディングドレス選びドキュメンタリーを見まくりました。

その番組いわく、「運命のドレスは着た瞬間、自分が花嫁になるのだと実感できる」とのこと。なるほどねぇと思いつつ、特段どんなドレスでも着たらかわいいし、母からのOKが出れば私はなんでもいいなぁと思っていました。もちろん取り置きしているタカミブライダルさんのバーナデットも、袖はあるしレースは可愛いし、なんの不足もないと思っていたのです。が、ここで予想外のことが起こります。

さて、二次会用のドレスを探すに当たり。ドレス探しはすべて母についてきてもらっていたのですが、ここで母にちょっとサプライズを用意しようと思いました。母のウェディングドレスと、同じブランドを見に行ってみようと思ったのです。
ドレス選びという機会も今だけの楽しみなので、せっかくなら母のドレスと同じブランドの店を見に行くというイベントも付け加えようと思ったのでした。
母の着たドレスは「プロニプシア パリ」というフランスのインポートブランド。今はもう経営する会社が変わってしまっているのですが、そのドレスを輸入販売してくれているお店を1つだけ見つけて、せっかくなので訪れてみることに。

「二次会用のインポートドレスを探していて…」
「カトリック神田教会で挙式なの!?ぜひうちでドレス作らない?!」

なんとそこは、オーダーメイドでのウェディングドレスのお仕立てをやっているお店でした。しかも、お店の方が教会婚にめちゃめちゃお詳しい。勢いに押されて話を聞いているうちに、おや?これはもしかして、オーダーメイドもありなのでは?という、思いもよらかなった選択肢が頭を過りました。

レンタルドレスはどこも相場は40万円前後。それに合わせるアクセサリーなどもレンタルすると、5万〜10万がプラスされていく。それに対して、オーダーメイドは同じく40万で、デザインに入れたい要素は全て入れられる。クラシカルなドレスのデザインに合わせればアクセサリーは控えめでOK。なにより、式が終わった後にもドレスを手元に残すことが出来る。コスパがいい…。しかも昭和通り越して明治気質のOLは、楽しいことは体験して終わりではなく、なにか思い出の縁となるものが欲しいタイプなのです。

「カトリック神田教会は中が暗いから、自然の輝きをまとうシルク仕立のドレスがおすすめ」のお店の人の言葉を聞いて、自分の中にどこかあった「本当は人と被らないドレスが着たいよなぁ」という想いが顕在化。今風で可愛いレンタルのドレスよりも、少し昭和の香りのする、でも物はしっかりしているドレスを着た自分の方が、ずいぶんしっくり来ると思いました。

「これも何かのご縁です、是非お仕立てをお願いできますでしょうか」

こうして私の運命のドレスは、なんとも数奇なご縁のもとに、訪れることになったのでした。


前撮り

あれよあれよと4月になって、結婚式まであと半年になっていました。前撮りの写真を結婚式のムービーやアイテムに使いたいのなら4ヶ月前には済ませておいた方がいいというゼクシィの助言に従い、今度は前撮りの調整が始まりました。
本番がドレスなので前撮りは和装、色打掛がいいと決めていました。白無垢も可愛いのですが、パーソナルカラーが冬春なので、明るい色がいいなぁと。色は朱赤で、柄は大きめで、半衿は白で。顔タイプ診断も受けていたので、その辺りの要素は素早く決めることが出来ました。

打掛もタカミブライダルさんのお世話に

本当は写真屋さんを決めて、そこで貸し出している衣装を着るのがコスパ良くて一般的だと思うのですが、自分はドレス選びのときに一緒に見たこの打掛が忘れられず…。タカミブライダルさんからレンタルしたものを、写真屋さんに持ち込む形でお願いしました。

いざ前撮り当日。午後から雨がふる…!というギリッギリのお天気の中、なんとか降られずに撮影を終えることが出来ました。

和室付き庭園での撮影

写真をいかんせん撮らないカップルだったので、ここでたくさんのムービーの素材を撮ることができて一安心。


キリがいいので今回はここで区切ります。ちょうどいい文章量が分かりません。次回も読んでくれるとうれしいです。

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