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ヨガの呼吸が退屈だった

ヨガのクラスでも、自律神経のケアでも、「呼吸が大切」と伝えている私ですが、そんな私もヨガを始めたばかりの頃は呼吸に意識を向ける時間が大の苦手でした。
先生が「5秒で吸って5秒で吐く呼吸を…」とガイドしても、5秒も吸えない!5秒も吐けない😂!
息苦しいし、何より退屈だし(←これが一番かも)呼吸の心地よさは全く感じられなかったのです。

呼吸にも筋肉が必要

そもそも呼吸って…?を理解することで、呼吸のイメージがしやすくなるかと思うのでサクッと説明しますね。

呼吸にはインナーマッスルが深く関わっています。
『横隔膜』・・・横隔膜が痙攣して起こるのがしゃっくりです。
『骨盤底筋』・・・子宮や膀胱を支えていて、骨盤底筋が使えていないと尿漏れや湯漏れが起きます。
これらが使えていないと呼吸は浅く、内臓の働きも滞りやすくなります。
あまり考える機会がなかった人がほとんどかと思いますが、呼吸はインナーマッスルが働いて行えているのです。

呼吸が浅いとどうなるか?

呼吸が浅いと以下のような症状が出てくる方がいます。
・肩や首のこり、背中のこわばり
・頭痛やめまい、集中力の低下
・自律神経の乱れ
・肌荒れや傷の治りが遅い

体の凝りや肌荒れにも呼吸が関係しているとご存知でしたか?
このように病院へ行く程でもないけど若干の不調。。というのが、呼吸の浅さが引き起こす困った症状と言えます。

体のどこかに滞りがあれば、それがまた別のどこかに影響してスムーズな循環を行えなくしている可能性が大いにありますが、ヨガのレッスンを通して様々な筋肉を使い、ポンプのように体内を循環させていくと自然と呼吸が深まっていきます。
それを繰り返し行うことで必然的にインナーマッスルも鍛えられていき、いつの間にか深い呼吸がしやすくなっている自分に気付くはずです。

人間の体には元に戻る力が備わっている為、たった一度だけトレーニングやヨガを頑張っただけでは良い状態はキープ出来ません。
呼吸が心地良くない、深い呼吸が出来ない、呼吸に集中出来ない!という方は、気長に焦らずヨガのレッスンに繰り返し参加してみて下さい。
気付いた頃には、ガイドの通りに呼吸が操れる自分になってきることに気付くはずです☺️

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