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道の世界

茶道の体験をしました。
会社の研修で体験できるのは非常に幸運なことだと感じます。

先生が1人、お弟子さんが2人の3人体制でお茶の作法や
茶道の世界の考え方や言葉を学びました。

茶筅(ちゃせん、お茶を立てる時の竹の道具)のことをシャカシャカと呼ぶような
フランクな先生で非常に親しみやすい雰囲気でお茶を楽しむことができました。

あ、お久しぶりです。ソメイヨシノです。

挨拶は大事ですよね。
茶道の世界でも相手を思いやる心、
それに対しての感謝の心が大切ということを学びました。

わざわざ、茶道のことを書く気になったのは、
個人的に茶道と言うものに興味が湧いてしまったからです。

30分ほどの体験でしたが、解説も交えながら何もわからない素人にも
分かりやすく茶道について説明してくれました。

なぜ、この茶菓子を選んだか、なぜこの掛け軸なのか、なぜこの花を部屋に飾るのか
一つ一つに意味があり、思いやりがあると言うことを知りました。

会社の先輩も一緒に受けていたのですが、その方は15年ほど茶道を学んでいる方で、
所作の一つ一つから美しさや上品なものが滲み出ているように感じました。
男性の先輩ですが、非常に美しくかっこいいと感じ、
僕も品のある人間になりたいと強く思いました。

茶道をやってみて、
マインドフルネスというか
余計な頭の中にあったごちゃごちゃというか
雑念みたいなものが晴れて、人の話がスッと入ってくるような感覚になりました。

余計なことを考えずに、目の前にある自分のために立ててくださったお茶に集中する
というのが深い集中に繋がったのだと思います。

マインドフルネスと書きましたが、
内側からの集中と言いますか、
集中しようとした結果の集中ではなく、
副産物として集中が付いてくるというものだったので
非常に質の良い集中が出来た気がします。

日本人のマナーや、思いやりを内側から体験できる茶道。
それを体験して、落ち着く、集中できる、雑念が消える
と言った感覚が得られたのが日本人としてなんだか嬉しかったです。

久々に文章書くと難しいなと思います。
文章を書くのが何かの道なのかわからないですが、
こういう習慣を続けられることが大切なのだろうと思います。
惰性ではなく、読む人のことを考えて綺麗で品のある文章が書ける人間になりたい
とただ願うばかりです。
精進。

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