学びと成長の輝き:新しい挑戦への旅立ち
はじめに
皆さん、こんにちは!
法政大学の坂本ゼミに所属する3年生です。
今回は、この学期に取り組んだ様々な活動について記録し、私たちの学びと成長の軌跡を共有しつつ、その中でも特に印象深かったことや反省点を振り返りたいと思います。
自主夜間中学校「えんぴつの会」での体験
坂本ゼミでは、この数年間毎年自主夜間中学「えんぴつの会」を訪れ、学習支援活動を実施しました。事前に、えんぴつの会のスタッフ、庄司匠さんと何回連絡を取り、彼を頼んでゼミ生たちに夜間中学校や「えんぴつの会」のことを紹介してもらい、説明会を開きました。
そして、2023年の12月中に、えんぴつの会のスタッフ会議に参加し、撮影方針を決めた後、自主夜間中学校「えんぴつの会」でのインタビュー撮影を行いました。
「えんぴつの会」の環境は、通常の学校教育とは異なる形で学びの場を提供しています。ここでは、学習者たちがそれぞれのペースで学習を進め、互いに支援し合っていました。この自主性と共同性のバランスが、私たちにとって新たな教育観を開くきっかけとなりました。
インタビューを通じて、私たちは学習者たちがどのように生涯にわたって学習し続ける姿勢を持っているかを目の当たりにしました。彼らの中には、さまざまな年齢や職業の方々がおり、学びを通じて自己成長を図ることの重要性を実感しました。
インタビュー撮影は、技術的な面ではもちろんのこと、感情的な面でも大きな挑戦でした。撮影技術の向上を目指す一方で、学習者の方々のストーリーや情熱をどのように映像に表現するか、という課題に直面しました。これは、映像制作の技術を超え、伝える力の重要性を実践的に学ぶ貴重な機会となりました。私にとって、コンテンツを発信する上でこの経験は非常に意義深いものでした。
学習者の方々との対話を通して、彼らの生の声を聞き、彼らの夢や挑戦、時には困難に対する感情を共有することができました。また、この経験は、単なる学習活動を超え、私自身の内面と対話する機会を提供しました。生涯学習の真の意味を理解し、学びの深い喜びを体験することができたこの訪問は、今後ゼミ生たちの学び方と人生観に大きな影響を与えるのでしょう。
福島研修ーー四ッ倉小学校での学習支援
去年と同じく、私たちは福島県四ッ倉小学校での学習支援活動に参加しました。今回の目標は、同じく地震と津波を経験したアチェの子どもたちと、自分の思いや生活を記録し、動画を通して異文化交流することです。私たちは撮影と編集の基本を楽しく教えながら、彼らが自分のアイデアを映像作品に昇華させる手助けをしました。
去年の福島での活動は一日しか参加できなかったので、子どもたちの眼差しに映る好奇心と喜びは、自分にとって非常に新鮮な体験となりました。彼らの純粋なアイデアは、私の視野を広げ、教える喜びを改めて感じさせてくれました。
今回四ッ倉小学校での学習支援は、自分にとって心温まる経験でした。個性豊かな子どもたちとのやり取りの中で、自分たちも教育のアプローチやコミュニケーションの技術について多くを学びました。子どもたちに技術を教える際には、優しい言葉遣いや励ましの重要性、そしてチームワークの楽しさを伝えることが大切です。ただ単に学校で授業を受けるだけでは、これらの重要な体験を得ることはできないと感じました。
ゼミの成長と新しい始まり
新入生の加入は、ゼミに新鮮な緊張感と挑戦の気持ちをもたらしました。彼らの新しい視点とエネルギーは、ゼミの活動を豊かにし、私たち自身も新たな学びと成長の機会を得ることができました。新入生たちとの交流は、教え合い、刺激し合う素晴らしい経験となり、ゼミの雰囲気をより活発にしました。
一方で、人数の増加に伴い、共同作業の重要性が増しつつ、仕事の分配には新たな課題が生じました。例えば、私が編集を担当している際、撮影に参加していないため、理想の映像素材を見つけるのに苦労することがありました。しかし、これはチームワークと効率の改善について学ぶ良い機会となり、互いに協力し合うことの大切さを再認識しました。
総合演習の振り返り
総合演習では、カメラの使い方や機械の組み立て方を学び、映像制作の基本に触れました。最初は複雑に感じたカメラの操作も、徐々に慣れ、映像を通じて物語を伝える楽しさに目覚めました。カメラを通して見る世界は、新たな色彩と深みを持ち、傍らから世界を観察するような感覚をもたらしました。また、編集ソフトの使い方を学ぶことで、私たちは映像編集の無限の可能性に触れました。映像の一つ一つを丁寧に編集し、物語に命を吹き込む過程は、創造的な喜びと達成感に満ちていました。
授業の中で、弁護士の方からの話を聞く機会がありました。彼らから、就職、キャリア形成、そして人生の選択に関する貴重なアドバイスを受けました。これらの話は、私たちの将来の進路について考えるきっかけを与え、深い洞察と新たな視点をもたらしました。
総合演習の授業は、単なる技術の習得を超え、自己成長の旅となりました。新しい技術を学ぶ喜び、創造性を広げる経験、そして人生の選択について深く考える機会は、私たちにとって貴重なものでした。この総合演習の経験は、知識とスキルだけでなく、人として成長するための基盤を築きました。学んだことは、これからのキャリアだけでなく、人生においても大きな影響を与えるでしょう。
まとめ
今学期は、多くの学びと成長の機会に恵まれました。新たな挑戦を通じて、個人としてもチームとしても、大きな進歩を遂げることができました。これからも、私たちは学び続け、社会に貢献するために努力を続けていきます。
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