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はじめまして

はじめに

はじめまして!
2023年度名古屋大学法学部3年次編入学試験に合格した おかもち と申します。この度は私のnoteをご覧くださりありがとうございます。


このnoteでは私の編入学試験の受験体験を書いていく予定です。
具体的には、①編入を志してから今に至るまで、②小論文・英語の対策について、③面接の対策について、④受験日当日の様子について、書いていく予定にしています。また、需要があれば、面接試験で採点官から「よくできていた」といわれた英語の答案(模範解答ではありません)なども書いていくかもしれません。

ブログを書くのは私自身初めてなので、読みにくい箇所があるかもしれません。その点、お許しください。また、「私は合格者は合格してしまえば何でも言えてしまう」と思っている派の人間なので、このnoteを読まれるにあたっては、幾分割り引いて読んでいただけるとよいかもしれません(それなら、名古屋大学合格体験記より神戸大学不受験体験記の方がよいのではないかと思ってしましますが、書いてしまった後なので仕方ありません…)。

情報戦ともいわれる編入学試験において、皆さんのお役に少しでも立てたらうれしいです(なお、私のモチベーションとの戦いという側面もあるため、ありがたいことに「次の記事も見たい」と思ってくれた方は、ぜひいいねなどしていただけると嬉しいです)。

まずは私の簡単な経歴をご紹介しますね。

自己紹介

在籍大学:金岡千広のどこか
学部:法学部
学年:2年
課外活動:1年次―国会議員事務所でのインターンシップ
         まちづくりサークルでの活動
バイト:1年次―コンビニや単発バイト
    2年次ー単発バイト
予備校:ECC編入学院京都校
受講した教科:小論文(スタート講座)
       総合小論文(レギュラー講座)
       英語(レギュラー講座(ウェブ授業)
出願時の習得単位数:67単位(うちtoeicによる単位認定4単位)
toeic点数:825点(1年次3月時点)
通算GPA:興味がある方は連絡ください
 ※在籍大学の上位5パーセントに入っているくらいと思っていただけるとよいかと思います
出願校:名古屋大学法学部、神戸大学法学部
受験校:名古屋大学法学部
合格校:名古屋大学法学部



編入を志すー今に至るまで

ここでは、編入試験合格までの1年半の流れについて紹介したいと思います。

高校3年2月


 共通テストの結果に満足できず、編入試験か大学院入試を視野に入れて検討を始める。
 国立大学前期試験の数日前にECC編入学院京都校に出向き、アドバイザーさんから話を受け、編入試験を志す(その際、大阪大学や京都大学など、募集定員通りに合格者を出さない大学があることを知り、ネガティブになったことを記憶しています)。
 在籍大学の入学試験を受ける(私大には合格していたし、編入を決めていたので全く緊張しなかったです)。


高校3年3月


 在籍大学の合格が判明・入学手続きなどを行う。
 卒業式後、高校時代の担任に編入試験を受けることを話す(結構、応援してくれたので「がんばるぞ!」と心を入れ替えた記憶があります)。
 ECC編入学院京都校において、受験検討者向けの無料キャンペーンがあったため参加する。N先生に初対面し、個別相談の時間をとってもらう(講義の内容はあんまりわからなかったが、「なんか楽しそうなんじゃない?」という感覚を持った記憶がある。N先生と個別に悩みをはなしても全部肯定されたし、編入に成功した在籍大学出身者の話も聞いて、「自分も先輩に続こう」と決意しました)。

大学1年4月~6月


 小論文スタート講座を受講する。自分では頑張って書いた小論文であったが(幼少期からの英語教育導入に関する小論文1問を2時間半かけて書いた覚えがあります)、悪い評価を受ける(具体的には、知識の見せびらかし答案と指摘されました)。
 スタート講座消化する。

 レギュラー講座のため毎週京都校に通う(何時間もかけて通いました)。
 文章の書き方に注意して書くようになる。
 対面講座で初めて書いた小論文(第4の権力に関する小論文)では、翌週の講評の際、クラスで最も良い出来と言われて自信をつける。
 対面授業では先生にあてられるため緊張感がすごいが、ちゃんと答えられた時には達成感を得る。

 一つの課題に対する各々の答案構成について発表する機会が何度か設けられたが、次第に相場観が分かってきて、だれも指摘しないような視点を持ち出して、答案を書けるようになってくる。


大学1年7~9月


 小論文対策に一つの区切りをつけ、社会経験を増やすために地元でインターンシップを行う(2か月間で、自分なりに社会の問題点を設定し、それを解決するための施策を発表するというものでした)。


大学1年10月~4月


 サロンに入会し、1週間ごとに更新される内容を理解し、深堀していく。
 15週分あったが、1字1句覚えるというよりは、内容について理解していく感じで進めていき、他人に説明できるくらいになる。1週分の内容につき1500字の小論文3通ぐらいは、レジュメを見ながらでも書いていた。


大学1年12月~3月


 toeic対策に本腰を入れる。
 初受験は5月で、ある程度の相場観はわかっていた。
 ある程度戦略を持って取り組む(細かいことはのちの記事で書いていくかもしれません)。


大学2年4月


 ECC編入学院にもう一度行き、英語の講座の受講を決め、春休みで大幅に英語の記述対策を思い出す(記述は高校時代以来でした)。


大学2年5月~9月


 大ブレーキ期間に突入する。なぜ編入が必要なのかすごく考えるようになる(学歴コンプは1年の6月には消えていたので苦労しました)。
 この期間編入受験の対策はほぼしておらず、サロンの月末の添削課題や、SNSで募集されていた添削指導にちょくちょく応募するのみとなる(首の皮一枚残っていた感じです)。

 あと、編入学院の統一模試の成績で受験撤退を思いとどまる。↓
(2回目の英語は集中力が続かなかったのでしょうがないという感じでしたが、法学で満点ってあるの?っていうことで逆に不安になりました)

6月と8月にあった模試の成績
実際の答案が見たい方は連絡ください(著作権に絡まない方法で検討します)。



大学2年9月末~10月中旬


 編入に成功した兄に説得され、もう1か月頑張ってみようと決意する。
 ブレーキ期間でもニュースは毎日見ていた(風呂・食事・睡眠以外は新聞やニュース、国会中継などを見ていました)ので、小論文:英語=2:8ぐらいの割合で過去問演習をした。
 出願期間が迫っていたため、志望理由がはっきりしていた名古屋大学(理由書は8割型3月までに完成させていました)と、とりあえず神戸大学に出願する。


 

名古屋大学1次試験当日(10月19日)


 「名古屋大学に行きたい」という思いはあったが、在籍大学でも十分夢の実現は可能であったため、「落ちても全く問題ないわぁ」という感覚で臨んだ(実際のところ、在籍大学では3年の9月で単位をすべて取りきれる予定だったし、2年で82単位とらないとらないといけない名古屋大学にわざわざ入る必要があるのかとも思っていました)。なので全く緊張せず、「解答用紙埋めたろか」ぐらいの心持だった(今になって振り返ると、緊張しやすい性格なので、これくらいの緊張感で望めたからこそ合格できたとも思っていいます)。


名古屋大学1次試験合格発表日(10月26日)


 10時を少し過ぎたあたりに発表され、受験票の番号とあっているのか何度も確かめた。受験日は全く緊張しなかったが、この日は(前日から)すごく緊張していた。見てすぐに編入学院に面接練習の予約を入れる(面接対策などはこの時点では全くやっていませんでした)。


面接試験まで


 SNSで募集があったざぶとんさんの面接練習に応募する。
 面接3日前にして、志望理由書に書いてあった担当教員が来年から不在であることが判明する(なお、定年退職ではなく完全に内部生しかわからない情報でした)。「あ、落ちたわ」と感じ、すごくネガティブになる。

 編入試験に成功した兄がまたもや登場し、「あんま気にすんな」と言われ、できることをとりあえずしてみる。


名古屋大学2次試験当日


 全く緊張しなかった(なんなら、筆記試験よりも自然体でした)。指導教員もいないし、失うものは何もないという感覚(この情報を事前に知れたから広範囲に対策できたという側面もありますけどね…)。1度も話がつまることなく、和気あいあいと話せた。


その後


 家に帰るまでは、100%合格したと思ってニヤニヤしていたものの、あまりにもうまくいきすぎて逆に不合格なんじゃないかと考えるようになる。不合格だった場合に備えて、在籍大学の考査の勉強に取り掛かる。


名古屋大学合格発表日


 あれこれ考えてもしょうがないと考えなおしたため、発表30分前までほとんど緊張せず(あんまり頭になかったのが事実なのですが)。自分の番号を見つけてからは、「よしっ」と大声で叫んでしまう。やはり、自分の番号があるかどうか何度も確かめる。

 家の外に出ると雲一つない快晴だった(編入試験の受験を応援してくれていたのに去年なくなってしまった祖母が、見てくれていたんだなと思い、感慨に浸る。誕生日が近かったので、一番うれしい誕生日プレゼントになりました)。


その後


 人生が大きく変わることを実感する。名古屋の下宿を検索したり、知人に結果を報告したり、高校時代の先生に報告したり(卒業以来でした)する。



   

最後に

 いかがだったでしょうか。最初は、全く問題なく、合格に対して青写真しか描かないような日々が続いていましたが、他の人がいうようにやはりネックとなるのがメンタル面でした。

 編入試験という必ずしも受ける必要のない試験に挑戦するということもあるし、私の場合、近畿以外の地方出身ということで本当の孤独だったというのも大きいと思います。経済的状況やコスパなどの観点から、2年次に通学コースで編入学院に行かなかったことを今になって後悔しています。

 ただ、今回合格することができたのは、編入試験を受験するにあたって、精神的にも経済的にも応援してくれた家族や、実際に編入試験に合格し(法学部ではありませんが)多くの情報を持っていた兄、編入受験ではあまり見かけない分野の志望理由でも全く否定せず様々な面で協力していただいたN先生やアドバイザーさんがいたおかげだと思っています。こころから感謝しております。


ここまで長々と説明してきました。とりあえず、編入受験の総論的な内容はお伝え出来たと思います。つたない文章にもかかわらず、最後まで読んでいただいてありがとうございました。


今後受験を検討する方へ



 今後受験する皆さんにアドバイスを送るとすれば、心の持ちようひとつで結果は大きく変わるということです。もちろん、私のように自分のしたい分野を研究するために編入を検討する人もいれば、学歴にどうしても満足できない人や編入に人生がかかっているという人もいるわけで、バックグラウンドは様々だと思います。

 ただ、自分のバックグラウンドにとらわれすぎて今すべきことを見失ってしまっている方もいるのではないでしょうか(私は一時期そうでした)。たしかに内省にふけることも重要ですが、一度開き直ってとりあえずいつかのためにニュースを見てみたり、新聞を見てみたり、本を読んでみたり、英語のニュースを見てみるといった、とりあえずの積み重ねが結果につながるときも来るのではないかと思います。

 編入に受からなくても人生終わりません(高校卒業時、担任の先生から「大学入試失敗しても人生終わらない」と言われ、はじめは「そんなわけあるかい」と思っていましたが、結果的にそれを信じて思いつめなかったことが成功につながりました(それに私自身編入に合格したからと言って、今後の成功が保障されているわけでもありません))。編入失敗しても人生成功している人は山ほどいます。

 「人生割と何とかなる」と信じて、日々の何となくの積み重ねが、結果につながると信じています。

 受験生・この記事を読んでくれた皆さんの、今後のさらなる発展を心よりお祈りしております。


今後について


 今回の記事では、自己紹介とこれまでの経歴について主に紹介しました。ちょっと主観が入りすぎていたので、次回以降はもっと細かい分野について根拠を明確に、説明していこうと思うのでぜひ見ていただけると嬉しいです。

 なお、次回以降は情報の希少性と私の記事を書くモチベーション、クオリティ維持の観点から有料とさせてください(もちろん、有料に見合うだけのものを提供するつもりです)。あと、編入に少なくない額のお金を使ったので、少しでも回収したいという気持ちもあります。

 その際、記事を購入していただいた方には、DMにて質問にお答えします。質問箱での回答も検討しましたが、私のキャパシティーに限界もある点と、匿名でない形のため真剣に編入を検討しているかたと接することができるという点を重視すべきとの考えに至りました。

 ではまた次回!
 
 





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