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やる側が「楽しく」なく、義務感だけでは持続しない

最近よく目にする「居場所」という言葉ですが、どの文脈で使われるかによって様々な意味を持っています。

居場所は構成する文字を見ると、物理的な場所のように思いますが、コロナ禍で今まで当たり前に集まり、交流できた「居場所」で集まれなくなり、オンライン上で会うことになりました。リアルに会っていた人達とオンラインで交流すると、そこが「居場所」なんだと肌感覚でわかります。
そんな居場所についてのワークショップのファシリテーターも先日やらせていただきました、テントサウナキャラバンプロジェクトリーダーの彌(ひさし)です。

テントサウナキャラバンプロジェクト実施にあたってのボトルネックを前回共有させていただきました。

まちだテントサウナキャラバンプロジェクトの最終目的地として、テントサウナキャラバンで利用料などをとれるようになったら、運営費を除いて得た利益を町田の地域課題解決に日々活動している地域団体に寄付する仕組みをつくりたいねという話をプロジェクトメンバーとしていました。

そこに行き着くにはなかなかハードルが高そうです。

2021年年末、プロジェクトメンバーに現状を報告し、今後どのようにこのプロジェクトを進めていくか話し合いました。

このプロジェクトはテントサウナを通し、ととのうはもちろん、「町田を知る」という事も大きなテーマとしています。
それは地域の祭りやマルシェ等とのコラボを行い、サウナに入った人はサ飯を現地で楽しめ、祭りやマルシェの運営側としてはサウナがあることで集客に役立つという双方が活きる事を想定していました。
しかし、不特定多数が対象だとそこまで気軽にしかけられない現状を知りました。

では次の一手として出た意見として、常設を検討してみようというものでした。
一定期間の常設として営業許可をとれば確かになんの問題もありません。
土地や協力を探すなどの話になると思いますが、そうすると一気に事業としての意味合いが強くなりそうです。

そうするとキャッシュフローはどうなるんだとか、マーケティングも必要ですね、みたいな話しになります。

しかし、このテントサウナキャラバンプロジェクトは、面白そう!テントサウナでととのいたい!テントサウナで地域の課題解決やコミュニティづくりをしたい!という日々町田で仕事をしているメンバーが集まったプロジェクトです。

なのでメンバーと話しながら、ゆったり楽しみながら持続できるように、まず小さくスタートしようという結論に至りました。

瞬間風速も大切かもしれませんが、まちだテントサウナキャラバンというチームは本業がある私達にとってのサードプレイス的な存在でもあります。義務感ではなく、自分達の速度で、メンバーと話し合って楽しみながら次の展開を考える。

余談ですが、本業一本に心血注ぐ!事も良い。
でも、私自身は仕事や家庭以外で身分やしがらみや忖度のない、「町田を楽しくしたい」というチームでやるからこそこのプロジェクトをやりたいと思っています。

これがテントサウナプロジェクトでなくなっても、たぶん何か面白いことやります。

そんなこんなで、私がテントサウナ買いました!
また次回報告します!

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