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“The Loco-Motion / Grand Funk Railroad”

[RADIO DAYZ] 1974 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。

1973年に「アメリカンバンド」のヒットでUSハード・ロック界に名を轟かせたグランド・ファンク・レイルロード (GFR)が、続く74年にアルバム『Shinin’ On (邦題: 輝くグランド・ファンク)』をリリースします。プロデュースは「アメリカンバンド」と同様トッド・ラングレン。彼の独特のポップスセンスとバンドのハードなサウンドが好評でUSアルバムチャート5位を記録しています。

赤と青のセロファンの付いたメガネで3D-飛び出すジャケット!

このアルバム収録曲で異彩を放っていたのがこの「ロコ・モーション」。リトル・エヴァという女性シンガーによる1962年のヒット曲のカバーで、作曲はキャロル・キング。各国でカバーされた人気曲ですが、まさかのハード・ロック・バージョン。ところがこれが大ヒットとなり、同年5月にUS週間ランキング1位を記録、年間ランキングでも6位に入るなど、バンド最大のヒット曲となりました。


リトル・エヴァのバージョンはこちら。

ほとんど原曲のイメージのままですね。


そして日本人のカバーで私の年代だと、こちらでしょうか。

ハーフタレント4人組のゴールデン・ハーフによるカバー。1973年ですからGFRよりも先にリリースされたこ とになります。ドリフターズの番組に出ていた人気のグループでしたから、私も多分これを先に聞いているような気がします。「汽車と一緒にシュッポッポ ♪」って、何とも長閑な歌謡曲ワールドですw。

この同じ曲をGFRがカバーしたのですから、ある意味衝撃的でした。


その後もGFRは天才フランク・ザッパをプロデューサーに迎えてアルバムを制作するなど意欲的に活動しますが、私の記憶には残っていません(汗)。

1976年には解散してしまいますが、80年代になって再結成。90年代には三度結成して現在も活動を継続しているようです。多分今でもこの曲は演奏しているのでしょうね。


あの頃の思い出をこちらでも語っています。

この記事を読んでくださった方の思い出などもコメントして頂けたら嬉しいです。

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