角松敏生 “MAGIC HOUR -Lovers at Dusk-“ (2024)
角松敏生の2024年新譜『MAGIC HOUR~Lovers at Dusk~』届きました。先にティーザー動画が公開されていたので、大体の方向性は想定できましたが、曲を通して聴くのはもちろん初めてでした。
イメージ映像付きwティーザー動画はこちら。彼がアルバムで表現したかった世界観が伝わります。
『MAGIC HOUR ~Lovers at Dusk~』
01. Lovers at Dusk
02. Magic Hour
03. Power of Nightfall
04. Turn on your lights ~May your dreams come true~
05. Crows
06. Wake up to the love
07. Paradise in your eyes
08. 君にあげる
彼のオフィシャル・サイトにあるPRコメント。多分これは本人のメッセージをもとに書いているなと確信してます(笑)。
角松が自分の音楽を「シティポップ」と呼ばれたくないという思いで、敢えて「C.U.M.」という言葉を編み出したところに、彼なりの拘りがあるのは理解できます。そして、その結果生み出されたのがこの曲なのですね・・・
ふむ、ふむふむ、ふむふむふむふむ・・・・。
ちなみに、ここでいう若いチカラ、特にドラムの伊吹くん。あいみょんのツアーメンバーとしても活躍されていますが、個人的にはとあるシンガーさんのバックで叩いているのを何度か観ていたので、割と馴染みがありました。
彼はAORの大ファンで、特にリズムにこだわりの強い角松師匠のお眼鏡にかなった背景には、こうした趣味もあったのかもしれませんね。ま、レギュラーの真央樹くんが多忙で誰か探さなければならなかったという事情もあるでしょうが・・・。
個人的に解凍後の角松サウンドの盛り上がりは、2006年『Prayer』が絶頂期かなと感じています。趣向について多少の変化はあるものの、2009年『NO TURNS』や2010年『Citylights Dandy』も決して悪くないと思います。
そんな私の趣味から、この新作のサウンドはともかくも、楽曲の出来について判断するのに逡巡してしまいます。
何が気になるかと言えば、上記の作品以降、一連の振り返り企画が落ち着いた2019年頃からのメロディに頻出する、いわゆる角松節をこのアルバムでも引きずっているところ。具体的に書かないと、何のことか分かりませんよね(汗)。妙に引っかかる節まわしがあるんですよ。あとはコーラスアレンジにも好みと距離感を感じる部分もありまして・・・。
彼の言うところの「C.U.M.」の考え方には共感する部分も多いので、もう少し聞き込んで、さらにはステージも観てから評価することにします。
2024.06.12 追記
読売新聞の文化面に彼の記事が掲載されていました。インタビューをもとに構成しているようです。アルバム制作の心持ちやツアーのことなども記されています。いよいよ今週末の東京公演を観に行きます。果たして・・・。
2024.06.21 追記 コンサート・ツアー見に行きました。
角松の記事をまとめたマガジンを公開していますので、よろしければどうぞご覧ください。
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