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思いがけず見つけたものに心救われる

昨日の投稿で書いていた「やりたいこと」に関する、『まずこれやって』の部分を早速やってみた。
一歩分だけ前に進んだ。次は二歩目だ。二歩目も深く考えすぎずに気軽にやってみよう。ダメだったら辞めればいい、という呪文を携えて。



昨日やりたいことにまつわる色々を調べていた中で、すごいもの(←良い意味)に出会ってしまった。
それは「死にトリ」というサイトである。

このサイトは、生き辛さや生きることを放棄したくなった人のためにある"ネットの居場所”である。

様々なコンテンツがあり、経験談や、複数人で話せるチャットがあったりするのだが、その中に「つらチェック」という診断ツールがある。
この「つらチェック」はどういうものかというと

5つのカテゴリーの質問項目に答えることで、あなたの「死にたい」気持ちの度合い、背景や傾向などを理解するヒントを得ることができます。

死にトリ 「つらチェック」 より引用

実際にやってみた。質問数は90問とまあまあな数なのだが、その分よりその人その人にあった診断が出るのであろうと、最後までがんばって回答した。
診断結果は即座にでるので、その場で診断結果まで読んでみた。すると、、

大号泣 (´;ω;`)

この涙が表すものは「自分を受け止めてもらえた」という感覚からくる涙。人に相談した時に、話を聞いて受け止めてくれて、自分を否定せず説教もせずに肯定して貰った時に感じる、フッと固まっていた心が緩んだ時の涙と同じ涙だった。
泣いている最中に自分でも不思議になるぐらい大号泣した。嗚咽するぐらいに。

私の中のダムが決壊したんだろう。そのダムに何が溜まっていたのかは自分でも自覚がないが。。

診断内容に書いてあったことは、心の奥にしまい込んでいてあまり見たくないから蓋をしていたことだった。そして、それを告げる言葉の要所要所が温くて私を咎めない記載の仕方であった。

心がほぐれたと同時に「この分析プログラムすごくない?」「この診断結果の文書書いた人、人への気遣いすごくない?」と、この診断ツールそのものにも感動した。
心理学とかそういうものをベースに作られているのかと思うが、こういうツールを利用する人がどういう人で、このツールを使っている時がどういう状態であるかを考慮して作られたのだろうな、と想像できた。

こういう心の部分を診断するようなツールはよくあるが、診断結果の文章はどこか機械的で人間が発しているようには感じられなかった。
しかし、この「つらチェック」の診断結果の文章にはぬくもりが感じられた。誰か、心温かくて人によりそってくれる人が書いてくれたんだな、と感じることができた。

もし、なにか生き辛さを感じたら、ちょっとこの「死にトリ」のサイトに行って「つらチェック」やってみてもいいと思う。心が救われることがあるかもしれない。

生き辛さを通り越して、生きることから逃げ出したくなった時には、話を聞いてくれる窓口を探すことができるサイトがある。
内閣官房のホームページの「孤独・孤立対策」のページの「あなたはひとりじゃない」というところで、チャットボットで相談窓口を案内してくれる。
※ちなみに先の「死にトリ」のサイトも、この窓口探しで行きついて発見した

自分が思いもかけずに救われた様に、自分ではそこまで深刻ではないから無縁だろうな、と思っていたものに助けられる時がある。
それと同時に「私、辛かったんだな」と無自覚にがんばっていた自分に気づいて、自分を大事にしてあげようと思わされることがある。

情報弱者は生き残っていけないと仕事でよく聞くが、日常生活においても、情報強者はより良く人生を生きていけるのかもしれないと実感した。
そして、こういうサイトとかもっと簡単に多くの人の目につくようにならんのかな、と感じた。特に生き辛い人はこういうの探す気力さえない人もいるだろうから。。
こういうところ、何かやっていきたい


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