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『受け入れる』が自分自身を救うことになる

2年越しにずっと記憶の奥底に閉じ込めていた
パンドラの箱が開いた。


この仕事を始めたときに、とある案件でやらかした
めちゃくちゃやらかした。

専門的な業界から
少し一般企業寄りに転職してから
私の中の"常識"がことごとく崩された
(良い意味で)


まだその状況を受け入れる前、
とある案件で先方に迷惑をかけてしまった

会社に戻ってからこっぴどく怒られた
前職での『怒られた』がミジンコかのようなレベルだった
それぐらい怒られた

「そうなっても仕方のない、当然のことをした」
と今のあたしなら思えるけど、
その時の私はその状況を受け入れることができず
他人にばかり責任を押し付けていた


不安、怖い、辛いのでは?が先行する感情

それから2年が経過し、
同じ案件・クライアントと関わる機会があった

内心、めちゃくちゃ不安だった。
できれば会いたくない、怖い、
また辛いことが起こるのではないか
そんなことを考えていた


「ののさん、変わったね。貫禄でましたね」

いざ当日になり、仕事をしていくと
2年前、お会いしたクライアントからこう言われた

言われた瞬間、脳内処理に数秒かかった

一緒にいた先輩に
「よかったね、ののちゃん」と言われるまで
私の中でその言葉の意味を全く気づくことができなかった


2年前、会社のみんなに怒られたこと
その後、何度も山にも谷にもぶつかったこと
母に電話しながら泣きながら帰宅したこと

様々な壁を乗り越えて、今報われた。

そんな気がした


蘇る記憶、感情 

翌日、2年前には気づくことができなかったことも
気づくことができた

いや、むしろ
2年前の自分はどう思っていたのか
どんな感情を抱いていたかを思い出すことができた


そう、トラウマを乗り越えて
その時の記憶が
ずっと奥底に閉じ込めていた記憶が
よみがえってきたのだ

私はうれしかった。
気づくことができたことに
2年前の自分を認められることができたことに


受け入れることが救うこと

過去の自分を受け入れることは
自分自身の過ちや行いや考え、全てに向き合うことが必要だ

『向き合う』という一言だが
自分と向き合うことってすごく体力がいる

そして自分が自分を見るからごまかしがきかない
避けたって結局自分の中で答えを持ってるから


今回は
そんな過去の自分を受け入れることができて
そのきっかけを一言いただけて
自分自身を救うことができたと思っている

『罪を背負って生きる』
という言葉を耳にするが、
きっとその罪は人から乗せられた罪ではなく
自分自身が背負わせた罪でもあると思う


今回の私の場合では
自分自身が背負わせた罪を
自分の力で下ろす準備をしていたが、
下ろすきっかけがなかった。

それを他者からの一言でやっと下ろすことができた。


荷物を下ろすと視野が広がる

今回、自分自身が背負わせていた罪を下ろすことができたけど、
その後、様々なことが変わった。

ひとつ、大きなことは
『仕事の向き合い方』


とある仕事に対して、区切りをつけた。

以前からずっとお世話になっていて
今の私を構築してくれた仕事だったが、
今回のことを経て仕事として真摯に向き合うためには
区切りをつけることが最前だと感じた。

今回のことで視野が広くなり、
そう考えることが判断することができた。


この判断がどうでるか分からない。

しかし、今の私にとって必要なことを
自分自身と向き合って選択していこう。


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