〈絵本〉「まほうつかいのでし」
私が子供のときに、読み聞かせてもらった絵本を紹介します。
ストーリー
主人公は魔法使いの弟子、修行中の見習いです。
ある日、師匠の魔法使いがお出かけした間に、ほうきに魔法をかけて水くみをやらせますが…。
有名なキャラクターが演じていることもあり、ストーリーを知ってる方は多いのではないでしょうか。
表紙に“ゲーテのバラードから”と書いてあります。
この意味がわからずお恥ずかしいですが、有名なエピソードなのでしょうね。
きっかけ:好きだった月刊絵本「こどものとも」
当時、私が通っていた園で定期的に配布されていました。(購入の契約をしてたのかも)
子供の私には「毎月」なんて感覚も分からなかったですが、ときどき配られる絵本は、子供心に楽しみにしていました。
この本もそのひとつ。
古本市で見つけたとき、表紙をみて「あっ!」となりました。かなり興奮して、そのままお買い上げ。
見どころ:静物の表情
ほうきはもちろん、魔法の杖、銅像、植木鉢なんかに目、鼻、口があって、ストーリーに沿って表情が変わっていきます。
魔法使いの弟子はひとりで右往左往しますが、静物の表情は読者に近い目線で変わっていきます。
割と冷ややかな表情なのですが、それに味があります。
何回か読んでいるうちに、あっ!ここにも顔が!とストーリーそっちのけで探したくなります(笑)
お気に入り:6歳の娘
初めて読んだときの子供たちの反応はイマイチでした。令和の子の感性には合わなかったのかなぁ、と…。
けどそれから暫くして、何かのときに読んであげると、そのときの娘に響くものがあったようで。
1か月ぐらい毎晩読まされました。
先日娘が体調を崩したときに、久しぶりにリクエストされました。(今年に入ってから読み聞かせはハリポタ1択なので)
自分の好きだった絵本に、もう1度めぐり逢うことができて、さらに子供が気に入ってくれて何回も読めるなんて、母ちゃんうれしい!
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