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【ジョゼと虎と魚たち】珈琲と物語vol.1


お久しぶりです。
珈琲タイムの時間に小説を読む事が多いので、読んだ本を、コーヒーと絡めながら感想なんかをまとめてみたいと思います。

記念すべき初回は【ジョゼと虎と魚たち】です。
アニメ版がとても良かったので、原作である本作を読みました。

1. お茶が熱くてのめません
2. うすうす知ってた
3. 恋の棺
4. それだけのこと
5. 荷造りはもうすませて
6. いけどられて
7. ジョゼと虎と魚たち
8. 男たちはマフィンが嫌い
9. 雪の降るまで

この作品は上記の短編9つによる短編集です。

全体として恋愛における女性目線の心の矛盾や葛藤、幸せを田辺 聖子先生ならではの言い回しで表現されていて、とても興味深かったです。

更に関西出身としてはこれだけ関西弁が使われれると嬉しくなりましたね。

コーヒー好きとしては【6.いけどられて】でコーヒーが出てくるシーンは色々と想像が膨らみました。

本題の【ジョゼと虎と魚たち】ですが、短編なので、ジョゼと恒夫の主人公2人にググッとフォーカスして2人の愛を確かめ合う姿がキュンとしましたね。ただ、社会的問題を連想させる気ワードが散りばめられていて、考えさせられる部分もありました。

まとめ
私はこの物語には程よい酸味の感じられるコーヒーを添えたいですね。アクセントにちょっぴり苦味が有るのも悪くありません。
皆さんも好きな物語に合うコーヒーを探してみてはいかがでしょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。
気軽にコメントしてもらえると嬉しいです。


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