認知症の母 検査で動脈瘤が見つかる
1月の肺炎をきっかけに、肺気腫と心不全であることが判明した母。動くと息があがり、足がむくんでいた原因が分かりました。それをきっかけに主治医を変え、病気の疑いがあればすぐに調べ、母がなんとか一人暮らしを維持できる状態を少しでも保つようにする、という方針で通院しています。
4月上旬の血液検査で血栓ができている疑いが生じたので、大きな病院で検査することになりました。母はこの歳でなんで検査なんて受けないとならないの?とぶつぶつ言ってましたが、何種類かの検査を無事こなし、GW前に医師の診断を受けることに。
医師「血栓は下肢にも肺にもありませんでした。じゃあ、なんで血液検査で急に変化があったか、なんですが…。動脈瘤ができていると、言われたことがありますか?」
私「…無いです。」
母「聞いてないです。」
医師は検査の画像を見せながら、母の腹部に動脈瘤ができていることを説明し、「今すぐ破裂する、というほどではないのですが、このために血液検査に変化があったのだと思います。」とのこと。現状どのような状態であるか、自分は専門ではないので、別の専門医の診断を受け、この先悪化した場合に手術を受けるのか等々、考えてみてはと提案され、専門医の診察をあらためて受けることにしました。
母は動脈瘤を理解できず、ただ調子よくハイハイと時々相槌を打っていました。
もうすぐ90歳となると、あちこち不具合が出てくるのですね…。心不全に加えて、動脈瘤。いつかぐっときて、それで亡くなる可能性が高い、ということなのか…。一人暮らしをこのまま続けさせてよいのだろうか…。
続けるにしても、ぐっときた時に、すぐに救急隊が家に入れるように、私がいなくても玄関ドアを開けられるようにすべきなのか(母はベランダのサッシを3重ガラスにしており、玄関ドアから入れないと、救急隊は家に入るために大変な作業を強いられることになります。)。ううむ…。
動脈瘤はいますぐ破裂する状態ではない。まずは専門医の診断を聞いてから、この先のことを考えることにしよう…。
医師の診察を受ける前に、検査を終えた母が院内で行方不明になり、私は外来フロアじゅうを探しまわりました。診察には関係ない所で「ここで待つように言われた」と、私を探すこともせず、黙ってずっと座っていたようです。この先、徘徊することもあるのかな…。不安材料がいろいろ出てきました。
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