連載16回目となる今回は、日本のピアノ教本を取り上げています。
連載が始まったばかりの最初の2回は日本の教本でしたから、正確には3回目。
新版 みんなのオルガン・オルガンピアノの本が登場です
日本にまだピアノが普及しておらず、オルガンが主流だった時代を反映して付けられたこの教本名。
そんな時代の名残を残しながらも、すっかりこの名前は定着して超ロングセラーとなっています。
1957年に初版が出版された当時は、まだ他にほとんど教本がなく、バイエル、メトードローズが主流。
初版は別の教本名だったそうですが、2014年に新版が出版されたものの、現在も旧版の人気は高く、現在どちらの版も日本中で愛用されています。