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建築学生がラグジュアリーホテル見学から3つの学び。

こんにちは!

僕は建築以外の理由で東京を訪れることが多いですが、今回は特に建築を見学することを目的に東京に行きました。その中心テーマは、現在僕が特に関心を持つ「宿泊施設系の建築」でした。

このために、いくつかのラグジュアリーホテル、アマン東京、フォーシーズンホテル、ブルガリホテル、パレスホテル東京、マンダリンオリエンタル東京の各ホテルに事前に電話をして見学の許可を得て、現地に足を運びました。

学んだことは、「スピード」、「ゴールを決める」、「誰もが意識しない所で意識をする」という3つのキーポイントです。

まず、「スピード」です。どんなに素晴らしい構想を持っていても、それを形にしないと意味がありません。友人や知人間ではそれで良いと思いますが、建築は社会全体に価値を提供することが求められます。つまり、アイディアだけではなく、それを具体的に形にする行動すること。

次に、「ゴールを決める」です。人生は終わりを意識しながら生きるものです。同様に、プロジェクトにも終わり、つまりゴールが必要です。インドで学んだこの教えを、今回のホテル見学で改めて感じました。具体的なゴールを定め、その達成のために全力を尽くすことが大切だと感じました。

最後に、「誰もが意識しない所で意識をする」です。競争が激しい世界で勝つためには、他の人が見過ごしている部分に目を向け、そこに可能性を見つけることが求められます。みんなが一日中何の靴を履いているかを意識しているか?というような所を意識するなど。

これからの時代、ホットペッパービューティーに掲載しないとお客さんが来ない様な美容室は厳しい。つまり、サービスが"分類"されると勝ち残ることは難しい。たくさんの選択肢がある中で、いかに自分たちの提供する価値を強調し、型を破るかが問われます。「守破離」の思想を念頭に、型にはまらず、新しい可能性を追求し続けることが求められます。

以上、高級ホテルを巡る見学から得た三つの学びでした。これからも、多くの建築を見学し、その中から新たな発見や学びを得て、価値ある建築を社会に残していきたいです。


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