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読書パフォーマンス?

現在は「タイパ」(タイムパフォーマンス)や
「コスパ」(コストパフォーマンス)など
時間や費用に対する
効果の比率が求められています。

でも、言葉は理解できるのですが
見返りをあざとく求めているような
ニュアンスが私には否めません。

それは
私の好きな「読書」などにも感じる時があります。

セミナーに参加すること。
カウンセリングやコーチングを受けること。
旅行に出かけること。
などなど
これらはいわゆる「自己投資」に入るかと思います。

でしたら「読書」も自己投資でしょうか?

本は一冊1500円くらいの出費を伴います。

「読書」をしてその本から学んだことを
仕事などに活かし、1500円以上の結果を
得られることが「自己投資」の定義です。

結論からいうと
そのような
読書は「自己投資」には入らないと
私は考えます。

「いやいや私は読書で自己現実を果たしましたよ」という人がいたとします。

でもそれは
その人の生活環境だったり
元々の読んだ人の素因に関わることも
多々あります。

みんなが一律にそうだとは言い切れない
と私は考えます。

私はもともと
「タイパ」や「コスパ」などのように
「読書」をして効果を期待する方が
何か不自然に感じてしまします。

「読書パフォーマンス」

とでも言いましょうか?

それは、読書をしている人はすごい、という
優越感にも繋がります。
本を読んだからその人が偉いとは
ひとくくりに限らないと
私は思います。

私は、noteでは書いていますが
「読書感想文」がとても苦手です。
読んだら忘れないうちにすぐに書いた方が良い。という自己啓発にもツッコミを入れたくなります。

何故なら、このようなテクニックは
「読書」を、特に学生の方や
これから本を読む方にとって
意味のないハードルにしかならないと
最近、私は考えはじめました。

それが、結局
一般の人や大学生(学生)などの読書離れに
つながる要因になるかもしれないなら
とても残念です。

もともと「読書」は
万人、全ての人に開かれています。
読んだ人の特権ではないのです。
もちろん本の内容は「著作権」という
形で守られています。

ですから、
私はまず本を読んでみることを
お勧めします。
一度試して嫌になったらやめればいいです。
本を読んで楽しかったら
また次の本に挑戦すれば良い。

好きこそものの上手なれです。

何にでも「効率」ばかり求めるのは
続けることが困難になってしまいます。

結果、本を避ける人が増えるのかも
しれないと思うのです。

全国にある書店の数が減っています。
もう少し、「読書」の敷居(しきい)を下げ
手軽に手に取れるようになってほしい。

読書にハードルは必要は
ないと思います。

本を読むことは楽しいことです。

今回は「読書パフォーマンス」という題で
個人的に感じる「読書」について
書いてみました。

あくまでも
これは私一人の「読書」に対する意見です。

素人の意見ですから賛否両論があるとは思います。

最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

では また
おわり

ia19200102さん
素敵なイラストありがとうございます。

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