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静かな時間

昨夜は疲れから
早々に床につき
今朝はいつもよりは
早く余裕を持って起きられました。kohです。

最近は、日が登るのが遅く
なかなか以前のように早く起きることが
難しかったです。

さて、朝は静かな時間です。
早起きの習慣を持つ方なら誰にでも
わかることだと思います。

余裕があると
朝の時間が特に煌めいて感じられます。

静かな時間にnoteに文章を書き綴るのは
また違った意味で嬉しいことです。

私は、日が登ると
必ず、少しだけ外に散歩に行きます。

そして、シャワーを浴びて
ブラックのコヒーを飲みます。

これだけそろった朝の習慣があると
静かな時間に少しだけの小さな幸せを感じます。

負け惜しみかもしれませんが
何も素敵なところに行って
素敵な朝食をとって
朝風呂に入って(私もシャワーだけは浴びますが)
そんな満たされているような
朝の過ごし方には
少しも魅力は感じません。
自分が今の時点で満たされているからです。
私にとってそれが朝の静かな時間なのです。

少し、Kindleで「菜根譚」を読んでみる・・・。

「菜根譚」は中国「明」時代に書かれた
儒教、道教、仏教をミックスした処世術の本です。
書いた人は洪自誠と名前だけが知られています。

「菜根譚」にも「一人で静かに自分を見つめる時間を持つ」
ことが書かれてあります。

一人で座って自分を見つめれば、
その人の煩悩が消え去って清らかな気持ちが
現れてくる。
清らかな気持ちが現れても、それでも
煩悩から逃れられないと自覚できたら
そこには大きな懺悔の心がめばえてくる。

菜根譚(前集・九)

今のような忙しい時代に
朝でも夜でもいい
静かな時間を持つことは
とても大切な時間です。

茶道の創立者である
千利休も「市中の山居」
という言葉で
本当の静かさは、山の中で
ひとり佇むようなものではなくて
忙しいながらも街の中で
さも、山中にいるような静けさを
保つことだと言っています。

朝の時間の素晴らしさはこれだけでは
ありませんが
そろそろ時間が過ぎたようです。

今回はここで終わりにします。
ありがとうございました。

では また
おわり

minamiashimitoさん素敵なイラストありがとうございます。

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