見出し画像

エッセイ「怖いもの」と「ありがたいもの」

こんにちは。
kohです。

私は、自立した生活に
憧れます。

「自立」には2種類あって
一つが「自立」もう一つが「自律」です。

「自立」とは
「経済的な自立」・・・自分の収入で生活する。
「精神的な自立」・・・両親との関係から、社会的な関係を築くこと。
「社会的な自立」・・・社会のもとで自分の居場所を見つけること。
をいうそうです。

なんだか、ハードルたかー!!
と感じます。
その通り
この3つの条件を全てこなしている人は
社会のほんの少数かもしれません。

ほとんどの人(大人)は
それら3つをお互いに
「補完」(相互に補いながら)しながら
何とかやっているそうです。

それでも、人は日々「自立」に向けて頑張っています。


もう一つの「自律」

これは「自らを律する」と言います。
何だか朱子学(儒教)の「修身」(しゅうしん)のように感じます。

別の言葉で言えば
「自ら慎む」や
「一人の時でも悪いことはしない」など
自分を戒めることのようかももしれません。

社会に向かって
自分をコントロールすることです。

ここで
「戒」と「律」の違いですが

「戒」は自分自身が自らに決め事をすること。
「律」は集団や自然に対しての決まりです。

仏教や他の「世界宗教」にも
この「戒」と「律」は存在します。


特にこの「自律」について
私が常々必要だと思っていることがあります。

それが「怖いもの」と「ありがたいもの」です。


「怖いもの」は「父性」に近いです。
「ありがたいもの」は「母性」かもしれません。

どちらに偏ってもダメです。


「社会」に出ると
やはり「上司が怖い」
「社会が怖い」
「お客様が怖い」

ひと昔だと
「怖いおじさんがいる」
(ここでは真っ当に生きて厳しいおじさんの設定です)

「勇気」にも
いろんな尺度があって
「勇気」がなさすぎると「臆病」になり
ちょうどいいと真の「勇気」になります。

ここで怖さの対象がわからずに
対象に向かっていってしまうことを
「蛮勇」と言います。
(これもケースバイケースですね)

この「臆病」「勇気」「蛮勇」とは
ギリシアの哲学者でもあるアリストテレスが言った言葉です。

これらのような事柄に
敬ったり、畏怖することも
自分を律すること「自律」には
必要です。

また、それだけでは
自分も厳しくなってしまい
偏りができます。

そこで「ありがたいもの」=「母性」が必要になってきます。


人の親切は素直に受けたいですし
愛嬌のある人は人気が出ます。
「感謝」が滲(にじ)み出ているからです。


この二つがないと
自分を律することは
過去の私の経験からも
難しいと思います。

世の中には「1000人見ている人」もいれば
「1000人みていない人」もいると思います。

良いことの芽は🌱
見つかりにくいです。

毎日嫌になることも多いですが・・・
何とか毎日を乗り越えましょう!!

おわり

jinannraiさんありがとうございます。

追記
ある、ご指摘をいただきました。
私の至らないものだと受け取り
自分でできるだけ改善をいたしました。

今まで通りよろしくお願いします🙇

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?