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挫折と周囲(先輩)の思い

私は高校時代に登校拒否になり
一時期不登校になりました。
お陰様で高校は4年で卒業し
短大にも両親に入れてもらいました。

なぜ私は高校で
学校に行けなくなったのでしょうか?

私の入った高校は
進学校でした。
母は受験に反対でしたが
父の思いで受かってしまったのです。

私は中学の時に
吹奏楽部にいましたので
当然高校でも
同じ部活を目指していました。
私の高校の吹奏楽部は当時全国レベルで
吹奏楽の甲子園である「普門館」にも
度々出場していました。

当時から「垢抜け」していない男子の私。
私は高校に入ってから
「進学」と「部活」の
両方の重荷を自ら選び取ったのです。

友達のお母さんから
「koh君は優しいから(か弱い面もあるから)
絶対に吹奏楽部には入らない方がいいよ」と
実際に母もアドバイスを受けていたそうです。
周囲から見たら随分無理をしていたのでしょう。


しかし、今考えると
一番に私の異変に気づいた方は
同じ部活の先輩だったのです。
部長でもあった同じ楽器の先輩から
「少し休部して見ないか?
それで様子を見ないか?」と
言っていただきました。

しかし、私はその言葉には応じすに
無理をして「登校拒否」にまで
発展してしまいました。

当時の私は
自意識過剰、視野狭窄で
意気込みだけはあったのですが
先輩の言葉や想いに
考えること、感じることが出来ませんでした。
今考えてもとても悔しいです。

人間辛い状況になると
人は離れていく傾向になります。
しかし、当時の先輩や
登校に復帰してからの先生方の援助に
どれだけサポートしていただけたのでしょうか?
自分でも本当に気付けずにいました。

しかし
今になって気付けてきました。
理解もできずに
本当に当時の自分が情けなくなります。
先輩たちの助言に従っていたら・・・

人生に「たら、れば」はありませんが
意地を張って先輩の助言にも答えられなかった・・・。

高校時代の苦い思い出でした。
というか人生での一教訓になります。

人生辛い時は
誰かが見ていると思います。
どうか、その思いは小さくて自分には
届きにくくても
意地を張らずに気付けるように
日々生活してゆきたいと思いました。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

では また
おわり

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