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【自己〇〇感】障害者福祉と「自己有用感」
今日は障害者福祉と自己有用感というタイトルで書いてみます
昨日は「自己効力感」というテーマで書きました↓
今回もちょっと難しいテーマですけど、けん流に「粉になるまで」噛み砕いて見ようと思います🤣
自己有用感?
聞いたことがないという人もいるかも知れません。実は私も、別の言葉を調べている中で、この言葉を知りました
簡単に言うと『自分が誰かの役に立っている』と思えることです。調べてみて興味深かったのは、「第3者の存在があって初めて成立する」という部分です
ご利用者さんに置き換えて考えてみる
私の職場でも、安全上問題がない範囲で、ご利用者さんにいろいろお手伝いをしてもらうことがあります。
・郵便ポストから手紙を取ってくる
・机を拭く
・タオルをたたむ
日常生活に必要な動作を経験するという、支援上の目的をもたせる場合もあります
「ありがとう、と言ってもらえた」
「手伝った相手が笑顔になった」
という経験が蓄積することで、物事に意欲的に取り組めるようになったり、相手に優しく接することができるようになることに繋がります。
気をつけたいこと
深く学んだわけではないので、あくまでも「率直な感想」ですが、支援をしていくうえで気をつけたほうがいいことがあるなと感じました
「強いマイルールになってしまう」
誰かの役に立つために何かをすることは、とても大切なことだと思います。
ですが、特定の物や行動に強い思い入れのあるご利用者さんの場合、「その行動をしなければ次の行動に移れない」状態になってしまう恐れがあります
支援者が何気なく、昼食前に机を拭くお手伝いをお願いしたことで、「どんな状況でも机を拭かなければ昼食を食べることができない」という状態になってしまう、といったケースです。
(私の職場でも、限りなくこれに近い状況になってしまっているケースがあります)
・ランダムなタイミングで声を掛ける
⇒良い意味で、リズムを作らない
・「お手伝いをしなくてもご飯を食べることができる」という経験を重ねてもらう
⇒行動Aと行動Bが結びついていないことを伝える
といった方法で対応することがあります
「マスター、向こうにいるじゃんけん弱そうな顔した客に一杯」くらいの軽いノリでサポートしてもらえたら嬉しいです🌈「福祉の本を買う(知的に充実)」「シュークリームを買う(精神的に充実)」など、より良い記事を書くために使わせていただきます🍀