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子どもの成長記録。息子の隣にいるのは私じゃなくなる日々

ゆっくりな息子とゆっくり親になって行こう、とのんきにしていた矢先のこと。

「ひとりで」宿題をし
「ひとりで」おやつを食べて
「ひとりで」荷物を用意して
「ひとりで」靴下を履き
「ママ習い事、行こう」

と言う息子がいた。

2歳のちびすけがなかなか昼寝せず苦戦していたとある日のこと。

なに?!別人?

いつも、あれこれ横で口を出したり手を出したりしないと進まなかった彼はどこへ?

息子の習い事なのに、時間に間に合うように尻を叩くことに辟易として毎週怒っていた。

おやつをダラダラ食べてちっとも靴下を履かなくて、「行くよ!」とおどすと自分も荷物も持たずに玄関に行くような人任せな息子にイライラしていた。

自転車で送るときも私が行かせるのはおかしいのでは?息子が「送ってください」と言ってくるのが筋では?なんて思い始めていた。

それにもかかわらず!

実は、準備も支度も全部ひとりでできたんだ?!
できるようになったのかな?!
この1週間のうちに?

レッスン中の親の付き添いもなくなった。
最初は大丈夫かな?と思うこともあった。
けど、ドアから入っていく姿を見て思う。

友達がいるから、大丈夫なんだ、怖くないんだなと。

考えてみたら、ママが隣でないと嫌だ、と言う時期はもう終わっていくのだろう。
隣にいるのはお友達になっていく。

いつかは、と思っていたけど、いつかが訪れてやっと気づく。

先日、学校で何やらイベントがあったようだ。
息子は友達がいるかな?大丈夫かな?と勝手に気を揉んだが、◯くんと⬜︎くんと組んだとケロリとしていた。しかも、◯くんを自分で誘い、そこに⬜︎くんが合流したとのこと。

なーんだ、もう、大丈夫なんだな。

きっと、これからいろんなことがあるだろう。

人の目を気にしたり、友達との関係に悩んだり。

いつでもここにいるよ、と私は思っている。
けど、友達の代わりにはなれない。
一緒に未来に向かって歩く仲間を見つけられますように。

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