子育て。パパの「やってる」になぜか感じるもやもやを言語化してみた
こっちだって、何もやってないわけじゃない。
そんな反発を食らうことが多いと気づいた。
ある朝。
パンを切らしてホットケーキを焼くと息子に言ったらパンがいいと言う。
パンを近くのコンビニに買いに行くと、代わりにやろうとしていた洗濯物と食器をしまう作業がところてん式にはみ出す。
私もさっきからトイレにも行きたいの我慢してる。
結局、気分よく朝をスタートさせたかったからパンを買いに行った。
夫は息子を説得しようとしてくれたが頓挫して機嫌が悪い。
結局、息子はパンも半分も食べなかった。
残ったパンを捨てて、はみ出した洗濯物も食器の片付けをする。その朝私は日焼け止めを塗れず伸びた眉毛も抜けなかった。
私が早く起きればいいだけの話。
でもモヤモヤする。
夫にあたってしまい(息子に折れた私のバカバカ!)冒頭のセリフ。
家にいる間、ママのやることリストには絶えずアイテムが追加されては消えている。
パパに比べてリストに入るアイテムが多い。
またある休みの日。
上の子と下の子を同時に見守りつつ遊びつつして冷蔵庫に肉がないのに気付く。
我が家で夫だけ魚を食べないから肉を買い足す必要がある。今週は余裕がなくルーチンのネットスーパーを頼み損ねていたのだ。
下の子は眠そうだから抱っこしていく。
上の子は6歳だから子守りも楽勝だ。
ベッドにいるっぽい夫に任せて家を出る。
そして気づいた。
私が買い物から帰ってきてもトイレはきれいになってないし、生協の注文も終わらないし、掃除機がけも終わってないし、麦茶は作り直されていないし、昼ごはんのお米の浸水もしてないんだよなと。せめてと洗濯乾燥機だけ回してきた。
お願いしたらやってくれる優しい夫だ。
一通りの家事もできる。
けどやることリストにこれらが入ってるのは私だけなんだ。
うちに掃除ロボットもあるし生協の注文もスマホでできるしどれもすぐ終わる物ばかり。
私なら子どもと遊びながらサクサク終わるのにな。
ネットスーパーの注文をしそびれた自分がにくい。夫のためだけの肉に頭のキャパを奪われて悲しい。
スーパーの買い物袋を下げて歩きながら、抱っこ紐の次男の寝顔をガン見する。
かわいい。
長男のときも、抱っこ紐の中の寝顔をガン見した。
息をしてるか心配で顔を近づけたりした。
やることリストを夫婦で公開したら思わぬ発見がありそうだ。
パパにお願いしたことを確かにやってもらってもいつもどこかに、モヤモヤがある理由はたぶんこれだ。
お願いしたことは終わるかもしれない。
けど私はいつも、その裏でもっとたくさんのことをやってるんだ、と。
こう言う話をすると稼ぎとの兼ね合い云々という人もいるかもしれぬが稼ぎは関係ないと思っている(個人的な見解です)。
夫のやることリストには何があるんだい?
私の知らないものが入っているのかもしれない。
それはなんだろう??
夫とは常々話してる。
核家族においてパパママだけではそもそも人手が足りんと。
特に家事育児レベルの低い私の場合はそうなってしまう。やっぱりここか、泣けてきた。
でもこうしてあーだこーだと知恵を絞り生活をアップデートしていく中に楽しさを見出せると信じてやってきたい。難しいパズルほど解き甲斐があるではないか。
子どもたちの寝顔や笑顔を見るたびに、母は立ち上がるんだ。
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