無益な日記 二日目の大学生

6月21日。
朝はYouTubeのマネして5時に起床。朝散歩の後学校へ。なぜか大学生になってまで体力測定を行う。良き先生のおかげでシャトルランが消滅したことを友人と喜ぶ一方、高校時代より落ちた記録に体の老いというか輝かしくもなかったが淡く光っていた青春が遠ざかる寂しさを感じた。

帰宅後昼食、YouTube、課題、筋トレ、YouTube、買い物、夕飯とまたしょうもない一日を過ごしてしまった。

忘れていたが朝散歩のあとアマプラで『女子高生に殺されたい』を鑑賞。
主人公の蒔いた種たちが最期綺麗に繋がった気持ちよさと人格や記憶と人の心を対比して映す描写に心が震えた。狂気的な主人公であったが、その計画は凄まじく綿密で完璧。こんな人間に出会ってみたいと思ってしまった。

久々に書店へ向かい余っていた図書カードで二冊の小説を購入。
やはり私は物語が好きらしい。これまでも沢山の物語に支えられたしこれからも頼りにするきがする。

物語を求めるのはやはり自分が孤独だからだと思う。自らの孤独を埋めるために誰かの紡ぐ物語を欲する人と孤独から逃れるために自らの経験や願望から物語を生み出す人。
顔も性別も職業も趣味も何も知らない人の物語に触れることで「あぁ、自分だけじゃないんだ」と安心する。別に誰かと語り合いたいわけではないが(語りたくないわけでもない)一つの物語を共有した人とは同じ寂しさを共有できると思ってしまう。というより勝手に期待してしまう。

当然大学には友達がいるし、楽しい。
それでも、寂しい私は物語を通して知らない誰かの孤独を感じ勝手に共感していたいし、何言ってんのコイツと心のなかで貶して自分より孤独なやつがいるんだとくだらない自分の人生でもまだマシなんだと優越に浸る。

こんな翌日自己嫌悪になるような深夜のポエム的な文章を拵えていたせいで十二時を過ぎてしまった。

眩しいYouTuberのように5時に起床することは当分ないだろうし、今日買った小説がいつ読破されるかわからないけど、どうせただの日記だし気にしない。

明日のテストも消滅すればいいな。。

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