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第1話 自己紹介編 「人見知りだけど…人を笑顔にしたい!!」

はじめまして。山川大智と申します。
2024年冬頃を目標に、仙台秋保に、オーストラリア仕込みの本格ハンバーガー専門店を開業したいと思っております。

簡単に私の自己紹介をさせていただきます。

私は1993年7月14日、杜の都・仙台に生まれました。

今年(2024年1月時点)で30歳です。

文武両道を大切にする仙台第二高等学校で学び、その後、研究者として社会に貢献したいという思いで、オーストラリアの大学院へ進学しました。

そんな私が進学先で出会った、とあるハンバーガーショップ。そこは、人を笑顔にする、街を明るくする場所でした。

「こんな素敵な場所が地元東北にあったら…」

オーストラリアの広い海を眺めながら、そんなことを想像すると、沢山の笑顔が溢れている光景が脳裏に浮かびました。

私が実現したいのは研究者になることではなく、この光景ではないか…そう考えた時、私はその想いを止めることができませんでした。

「自分もいつかこんなお店を持ちたい。」と、研究者になる進路を断ち、オーストラリアのハンバーガー店で2年間、帰国後も東京のグルメバーガーの名店で6年間、計8年間の修業を積みました。

そして現在、地元宮城県仙台市に戻り、富谷市にあるイタリアンレストランで学びと開業資金を得ながら、開業準備を進めているところです。

このブログでは、今回開業に至る私の過去を、

・自己紹介編
・オーストラリア留学編
・ハンバーガー修業時代編

とご紹介し、その後

・地元への思い
・メニュー開発(オリジナルバーガーの開発秘話)
・店舗デザイン、開業準備についてなど

お店についても書いていきたいと思っています。(多少の変更はあるかもしれません…)

オープンや開業準備が進みましたら、そのことについてもここに書き記せたらと思います。

私自身まだ開業準備中で、不確定な部分が多いのが現状です。

ただ、はじめての開業前のお店を開くワクワク感、そして不安や緊張をリアルにお伝えできるのは、今しかないと考え、思いの丈を、赤裸々に書き記したいと思います。

お店が出来上がる前から、皆様にワクワクを届けられますように。

そして、小心者でも一歩ずつ前に進む姿をみせて(頑張ります)、同じような境遇にいる方に、ちょっとでも勇気を届けられるよう、願いをこめて。

それでは、何卒よろしくお願いします!


 

自己紹介編 第1話

「人見知りだけど…人を笑顔にしたい!!」


高校時代を過ごした仙台第二高等学校

私は小学校までは、毎日のようにふざけて友達を笑わせるのが好きな、明るく人懐こい性格だったと記憶しています。(たぶん(笑))

しかし転校を繰り返し、中学校に入ったころから思春期も相まって徐々に内向きになり、高校生になるころには完全に口下手、人見知りの性格が完成してしまいました。

クラスでは話す友達はおらず、自分から話しかける勇気もない。

部活はずっと続けていたサッカー部に属していましたが、輪にうまくなじめず一人端っこの方で目立たないように練習していました。

通学してから部活をして、塾に行って帰るのですが、一言も話さなかった日もあったと思います。

周りで新しい友達をたくさん作って楽しそうに話している、クラスメイトや部活のメンバーを横目で眺め、あんな高校生活送りたかったなぁ…と高校1年生の時点で思っていました。

ああ、、書いているだけでなんだか悲しくなってきました(泣)。

そんな自分に、一つの転機が訪れます。

高校1年の秋ころ、部活のメンバーの一人が、皆の前で一発芸をやるように言ってきました。あまりにも無口で輪になじめていなかった自分を気遣ってくれたのだと思います。

いつもなら苦笑いで流しているところでしたが、その時は何をおもったか、意を決して即興の一発ギャグをやりました。

おそらく自分も相当追い込まれていたのではないかと思います。

その一発芸は、普段の全くしゃべらない自分とのギャップも相まって、チームメイトは笑ってくれました。

そこからはあまり私も記憶がないのですが、おそらく部活のメンバーが面白がってやらせたのか、私はいつの間にか全クラスルームを回って一発ギャグをし、さらに全校生徒の前でも一発ギャグをしていました。

ありがたいことに、面白がって話しかけてくれる友人もできました。

いろんな人からネタをやってくれと言われるのは、嫌だなと思っていましたが、断ると友人が離れていってしまうのではないかとの恐怖心から、廊下でもトイレでも、場所を問わずネタをやり続けました。

ネタを作るのは大変でしたが、いつネタをふられてもいいように、授業中ずっと新ネタを考えていました。

学園祭でも一人漫才をしたのは今でも嬉しい記憶として残っています。

前日まで悩んで悩んで修正しながら練習を重ねた5分間のネタでした。

当日吐きそうになるほど緊張しましたが、覚悟を決めてネタを披露し、沢山の笑い声が聞こえたとき、この上ない安堵感と充実感を覚えました。

でも、今でも思いますが私にはお笑いの才能は皆無だと思います。

口下手ですし、試しに挑戦してみたM-1グランプリ予選では一回戦敗退だったので(笑)。

こんな具合で、私の高校生活は人見知りで苦しみながらも、友達を作るために泣く泣く一発ギャグをやり続けたものでした。

こうして書くと、なんだかとても悲しい高校生活です…。

でも、「どうやったらみんなが笑ってくれるんだろう」と、勉強もサッカーも捨ててネタ作りに没頭し、沢山の人が笑ってくれている情景を妄想したときのワクワクと、

笑ってくれなかったらどうしようという不安と焦りの中で、何度も何度も練習したネタでたくさんの人が笑って楽しそうにしているのをステージの上から見たとき、そして「面白かった!」「ありがとう!」と感謝されたとき、私は今までに感じたことのない、とても幸せな気持ちに満たされたのです。

この時の、人に喜んでもらったときに感じた高校生の頃の記憶が、のちに私がハンバーガーの道に進む大きなきっかけとなります。

長くなるので、今回はここまでにします。
続きは自己紹介編②に記しますので、よろしくお願いします!

それでは(^^)



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