5/1 雨天落ち込み
もしかしたら天気が悪い日って、落ちるのかもしれない。
そう気づいてしまってからここ2週間ほど、天気が悪い日はとことん落ち込んでしまう。
とことんと言っても、一番ヤバイやつほどではないけど。一番ヤバイやつというのは、布団から動けない、起き上がれない、トイレに這っていかなきゃいけない。それが現在の私の一番ヤバイやつ。
天気が悪いからって落ち込むとは限らなさそうなものだけど、一旦そう思ってしまった脳は勝手に落ち込むようになってしまったように思う。
それならばそれを無理やりにでも払拭しようと、車でも運転をしようと思っていたのだけれど、どうやら家族は今日は使って欲しくなさそうだ。
どうしたものかと、目の前の食べかけのチーズトーストを眺めながらスマホに文字を打ち込んでいる。
一旦いくぞと思ってしまったものだから、それがおじゃんになってしまうと次にどうしたらいいのか分からなくなる。
昔はよくロードバイクで遠出をしたから、ママチャリで目的地までいこうかと思ったものの、1日往復140kmはロードバイクでも走ったことのない数字だ。
ロードバイクましてやママチャリでその距離をいけるのか、いける所まで行ってみようかな?とも思ったけど、「ママチャリ 150km」と検索してつらいつらいと言っている人たちをみて止めることにした。
体力的な問題もだけど、あまりにも自転車で長距離を乗ると股が痛くなるのである。
ロードバイクのサドルは細く、お股がぎゅっと圧迫されてなんとも痛い。
そして不思議なことに、レーサーパンツを履いて毎日ちょっとずつ乗っていると、全然気にならなくなるのだ。
それはそれとして、ママチャリでも股が痛くなるのは予想ができる。久しぶりにママチャリに乗って数分漕ぐだけで違和感を覚えたのが記憶に新しい。
そんな責め苦が待ち受けているのを分かっていて、ふたつ先の都道府県へ行く気が起きない。
目的地というのは小さな野球場なのだけど、そこで野球を観るのを楽しみにしていたのだけど、股がヒリヒリしているなか、あぁ私は帰りも70km走って帰らなきゃいけないんだ……と思いながら観るのは、想像するだけで疲れてくる。
そうしたらさて、どうしようかな。家にずっといるとどんどん気が滅入ってくるけど、電車に乗ってどこかへいく気力もお金もない。
こうやって泣き言をつらつらと書き連ねるしかない。
私はかなり恵まれた環境に居させてもらえている。家があって、親がいて、私のメンタルに理解がある。家にお金を入れたのは新社会人になって仕事を辞めるまでの1年半ほど。
だからこそ知人のいるSNSで泣き言は漏らしにくい。いいじゃん、親が甘えさせてくれるのだから、と言っているのだろうなという視線をひしひしと感じている。
それが事実かは本人に聞かなきゃ分からないんだけど。
雨の日は落ち込む。何もやる気が起きない。悲しくてやりきれない。
それは病気のせいなのか、私のせいなのか。
そもそも私は病気なのか、診断を受けていないのだから、社会的には病人ではないのだろう。それじゃ私は何?何者なんだ。ただのばかで、どうしようもないやつ。
病気にいくかまようけど、親は精神科医と薬に絶対にいい顔をしない。
過去に2ヶ月ほど精神科に通っていたけど、抗うつ薬が合わないせいか更に落ち込んでしまったことがある。ただでさえ自分でコントロールできない精神を薬で更におかしくされてしまったものだから、私もちょっとした苦手意識がある。
どうしたものか、私としてははやくラベリングをされてしまいたい気もする。
ひとまず、部屋に落ちてるパンの屑を片付けたりしようかとおもう。
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