#3 ここまでの道のり【9歳〜15歳 東京編】

前回は、5歳〜8歳の香港編ということで、小学2年生までの香港での暮らしの中で形作られた私を振り返りました。

今回は、日本に帰国してからの東京での私を振り返ります。
小学3年生になった私は、香港で習っていた新体操を続けたい!と強くお願いし、新体操教室に入りました。
私が所属した新体操教室では、一般・育成・選手と3段階のクラス分けがされており、小3の間は一般でお友達と楽しく踊ってました。
前々からバレエや体操もしていたことで、私は身体に柔軟性があり、得意げでした笑

ですが、ある時育成クラスの練習風景を見て、育成の子たちの体の柔らかさ、技のかっこよさに憧れ、本格的な新体操に興味を持ちました。
身近なことに関する憧れという憧れはこれが初めてかも!芸能人とかアイドルは別として。

それからテストを受けて翌年、育成クラスに上がりました。そこからは超つらい。
柔軟ストレッチで毎日涙、技も難しく怒られまくり。それでも音楽にのって、リボンやボールを持って技を繰り広げる快感は何にも代えられないものでした✨

高学年になってさらに選手クラスに上がった私は、それと同時に思春期真っ只中。練習帰りにプリンを食べるのが日課になり、どんどん太りました。MAX60キロ。身長は150cm前後です。。えへ

新体操ってレオタードっていうピタッと水着のような衣装なので、体型は気になるし、そもそも身体が重いとやりたい技もできない。ダイエットをしたり、摂食障害気味になったり。1番精神的には過酷だったかも。

周りも同世代で、上手い子もいる中引け目を感じたり、いじめほどじゃないけど仲間はずれたように感じたり。私もそういう思いをさせてしまっていたかもしれない。人間関係の酸っぱい部分も経験しました。

でも、やっぱりスポーツって精神がすごく大事。高校生での部活や社会での荒波?も、新体操で培った精神力がすごく役に立ちました。人間関係も誰とでも上手くいくなんて難しい。でもそんな中でスポーツにしろ社会にしろ付き合っていかなきゃならない人はいる。そんな時の付き合い方もここで身につけた気がします。

とまぁ、新体操中心の生活を中学生まで続けました。そんな傍らで、英語、習字、茶道を習いました。そのどれもが今後の私に影響してるんです。
その話もしたいけど、長すぎるから終わります笑

note書くの楽しいの。読んでくださってる方、本当にありがとうございます。

では、おやすみなさい。


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