放置していたプレイリストを振り返る
年に1・2回、過去に聴いてた曲を時系列順に振り返り、その当時のことを思い出していくっていう私の中の恒例イベントがある。
曲と共にその当時の出来事や感情がブワッと呼び起こされ、涙が溢れる。こういう時は、感情を抑え込まず、思いのままに泣くようにしている。
だから、私は心の埋葬と呼んでいる。
一通り聴いて、泣いて、気持ちをなだめたら、新しい曲を開拓する。
こうやって、私の中のプレイリストを定期的に更新しているんだけど、最近はこの作業を放置していた。ここ2年ほどかなぁ。
これでは、将来、空白の数年間になってしまう。そろそろ新曲を加えてアップデートしよう。
まずは、過去の曲を振り返りながら、そのついでにごちゃごちゃしてる他のプレイリストたちも一気に整理してく。
ある意味、精神的な断捨離ですね。
私のプレイリストのフォルダは用途別に4つある。
歌詞のある音楽
つまり、歌だ。平穏な時にわざわざ歌を聞くと、エモーショナルになって心が掻き乱されるので、脳が活発になっている時に聞くことが多い。
①ポップス
過去に聞いていた曲を改めて聞くと、色褪せてピンとこなくなっていたり。昔特に何も感じなかった曲をある日突然好きになったり。
世の中にたくさんある曲の中、たまたま見つけて、好きになる曲って出会うべくして出会ってるのかな…
昔聞いていた曲をざっと時系列順に並べた。昔と言っても、私が好んで歌を聞き始めたのは20歳ぐらいから。
こうして思い返すと、22~23歳が最も充実していたな。
エド・シーランと昔のテイラー・スウィフトは好きな曲が多い。
エドは、語感がよくて韻の踏み方が癖になる。galway girl やnancy mulliganなど、ノリのいい曲でもちゃんと叙情性がある。現代的なんだけどちょっと民族的で懐かしさのあるところも好き。
どの曲も、歌詞が単なる言葉の羅列でなく、数分の曲の中にストーリーがあるところもすごい。
静かな曲もいい。人の声を聞きたくないほど疲れていても、気負わずに聞ける。励まさずに、そっと寄り添ってくれる。たぶん、人の痛みのわかる人なんだろうなぁと思う。
the A teamとsupermarket flowersは泣かずにはいられない。
最近の音楽は全然追ってなくて…
新しい曲を開拓するにあたり、なぜか古い曲ばかり発掘したくなる。
たとえば、今テイラーのsafe and soundって曲にはまってるんだけど、
リリースが12年前らしい。
これじゃあ、しばらくしてからいつ聞いてた曲だかわからなくなってしまう…
聞いてた時期とリリース時期がリンクしてる方が、いつの記憶か振り返るときに間違いないよね。ポップスのサイクルの速さは、時代を示す目安にもなるんだな。
最近のエドは、この曲が好き。ずっとこればっかり聞いている。
伴奏は、ギター1本で充分。むしろ、その方がいい。エド・シーランは秋が似合う。
私も一人で散歩しながら聞きたい。
②ディズニー・ソング
ごく稀に訪れる元気で活力のある時に、鑑賞する用で保存しておいている。
▼カラー・オブ・ザ・ウィンド
初めて聞いたのは大学3年の授業。今さらながら、すごくいい曲。日本語の歌詞だと細かい言葉が省かれ、要約みたいな感じになっているから、やっぱり、英語で聞きたい。
▼美女と野獣
『美女と野獣』主題歌のデュエットって、2人のピッチが微妙にでもズレルと不協和音になるんですよね。たぶん、1人では合ってるんだけど、相手とハモったときに、2人のピッチの取り方が違うだけでなんか変に聞こえる。実はすごい難しい曲だと思う。
ホール・ニュー・ワールドは順番に歌う感じで、同じ音程の幅でハモらないから、そんなに変な演奏はないのに、生演奏の美女と野獣は大半が変だと思う。アレンジが陳腐だったり。声量のバランスの悪さも目立つ。
なんだけど、この演奏、
音程の心配などみじんも感じさせない安定感のあるデュエット、すごい。安心して聞ける。男の人は実写のガストン役の人だから、映画の中でも歌ったら良かったのに…と思ったけど、ガストンが歌ってたらおかしいか。
歌のない音楽
①リラックス用bgm
思考の妨げにならない歌のないbgm。ambient musicというものを2年前に見つけ、気に入ったものを集めてリストアップしている。薪や雨の音、ジャズなど好みに合わせて選べる。
私は静かなジャズのものを寝る前のぼーっとする時間やnoteを書く時にtvで流している。思索・瞑想のおとも。無音より集中できる。
映像からもラグジュアリーな空間にいる気分に浸れ、気分転換にもなる。
②ディズニーリゾートbgm集
ディズニーランド・ディズニーシー内で流れているbgm。クリスマス時のbgmを流せばいつでもクリスマス気分を味わえる。
視聴方法
家でのYouTube視聴方法は、fire stickでtvに映している。tvはもはやスクリーン。
fire stickでは、smart tubeという広告無しのアプリを無料ダウンロードできるので、それを利用している。中身はYouTubeとほぼ同じ。YouTubeのアカウントを引き継げるし、カスタマイズに柔軟性があって使いやすい。途中で見るのを中断しても、続きからの再生になっているのも便利。
ちなみに私はYouTubeのコメントはしっかり読むタイプだ。
最後に
音楽や香りは記憶と結び付きやすい。
エド・シーランのインタビューを見ていたら、一生聞くアーティストにビートルズを挙げていた。私はエドを一生聞くかも知れないな。
イヤホンがなくても頭のなかで音楽が流れるようにしておくと、退屈な時も楽しく過ごせる。
いつか、エドの歌をライブで聞いてみたいけど、ライブとはいえどマイクとスピーカーを通す以上「生」の音ではない。機材を通した時点で、cdやYouTubeと変わらない気がしてしまう。
電子楽器も使わず、ギターとせめてマイクだけで歌ってるのを聞いてみたい。そんなの無理なのはわかっている。