誰にも言いたくない私だけの至福のひととき
普段は一般社会に生きる普通の女だ。外出する時は念入りにメイクしておしゃれするけれど、そんなの虚構の自分。本当の私の姿は、人に言えるようなものではない。
仕事から帰って1日の終わりには、布団の中でtwitter、Google、YouTubeを徘徊し、休みの日は、基本パジャマで一日中布団の中にいる。休日の朝は普通に目が覚めるので、とりあえずネットサーフィンして、YouTubeを観たり、映画をちらっと観たりして、飽きたらやめ、そのまま空想に耽りながら眠りに就く。夜になって気が向いたら日記を書いたり、天然石に話しかけたり、タロットをする。
とても人に言えるような休日の過ごし方なんてしていない。だから、「趣味はなんですか?」とか「休みの日は何をしてるのですか?」といった質問をされるのが苦手だ。下手に「映画やYouTubeを観てます」なんて言ったらさらに突っ込まれてしまう。
私が普段どんなYouTubeを観ててどんな映画を観てるかなんて私の勝手でしょ。わざわざ答えたくもない。それが友達であったとしても…人に教えてしまった途端、今までのようには楽しめなくなるし、脅かされているような気にもなってしまう。自分の中で一番大切にしていること、パーソナルなことは、自分一人の世界で守りたい。
自分が好きなことを解ってくれる人がそばにいないというのは、ちょっと寂しくもなるけれど、誰にも知られていない自分があるってのは、自分にとって大切なこと。誰にも知らていない自分こそが、自分の身を世間から守ってくれている様に感じる。
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