思いやりって何だろう
小さい頃から「思いやりを持ちましょうね」「相手が嫌なことはしちゃだめ」とか言われてきたけど、成長すればするほど難しいなと思う。
「相手の立場に立つ」ために欠かせない想像力には限界があると実感したから。
たとえばホールケーキがあって、2人で分けるとする。この場合、平等に分けるのが1番いいのはそう。ただ、相手に喜んでほしいなって思うと、わたしだったら相手の分にいちごを乗せてあげたり、ちょっと多めに取り分けたりするかも。
でも、最近になってしみじみ思う。本当にいちごが欲しくない人もいる。
本当に多く欲しくない人もいる。そんな人たちに同じことをするのはどうなんだろうか。結局自分がやって欲しいことをしているだけじゃないか。「相手の立場に立つ」って、自分の想像力を広げていく・疑っていく姿勢がないと、時には暴力にもなり得てしまう。
だから、ことばが大切なんだなと思う。
暴力にならないようにするためにはお互いの話をしなきゃ。
自分を閉じてしまうことの弊害のひとつは、ここにあるんだな。
最後に、我ながらケーキの例えは温度感違いすぎるなと反省。
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