薬を使わずにパニック障害を治した方法
2020年12月、わたしは「パニック障害」になった(と思います。)
※病院に行っていないので正式な診断は受けていないです。
ハードな運動をした翌日の夜中、急に心臓が苦しくなり、救急車を呼びました。救急車が到着するころには苦しさもなくなり、病院に行くこともなく、その後は特に気にすることなく過ごしていたのですが、更に5日後地下鉄に乗っていると急にまた心臓が苦しくなりました。何とか地上に上がったのですが、こんなに立て続けに心臓が痛くなるなんて何かの病気に違いない…と思えば思うほど苦しくなり、再び救急車を呼びました。寒い小雨の降る日で救急車が来るまでの間は生きた心地がしなかったです。
病院に運ばれた後は簡単な検査をしましたが異常なし。
病名は「過呼吸」でした。
通常過呼吸は落ち着いて呼吸していれば30分以内では収まるようなのですが、わたしはなかなか収まらず、2時間以上病院内で安静にさせてもらい、最終的には家族に迎えに来てもらいました。
<症状>
・ふらつき
・震えが止まらない
・食欲がない(今までの50~60%ぐらい)
・夜が怖い
・一人でいることが怖い(トイレに行くのも怖いレベル)
・耳の閉そく感
・水っぽい鼻つまり
今までの自分と明らかに違うことを感じていたので、ネットやSNSでありとあらゆる情報を収集しました。精神安定系の薬以外、ためせることはかたっぱしから試してみたので、個人的に良かったことを書いておきます。
1.細かいイラストを描く
こんな感じの細かいイラストをひたすら描いていました。
塗り絵や文字も試してみましたが、これが一番良かった気がします。
初めはネットを真似て描いていましたが、段々慣れてくると自分の中からイメージが沸いてくるようになると思います(笑)
パニックの症状を忘れる時間を増やすことが大事みたいです。
2.おしゃべりする
昔話でも何かの感想でも何でもいいので、誰かと会話するのがよかったです。「1.細かいイラストを描く」と同じようにパニック症状を忘れることができる時間が大切なのだと思います。
3.清涼菓子を食べる
フ●スクなどコンビニに売っている清涼菓子を食べるとスーッとして心が落ち着く感覚になりました。ミントや香料の刺激が良いのだと思い、フレグランスなどの香り系の商品も試しましたが、あまり大きな効果はなかったように感じます。なお、パニック障害にはカフェインはNGのようです。ごく少量ですがカフェインの入った清涼菓子もあるようですので、念のためご注意ください。
4.腸もみ
10年以上前から鍼灸院に通っていて相性も良いと感じていたのですが、パニック症状の改善にはあまり効果はなかったように感じました。鍼灸院のオプションであった腸もみをダメもとで受けてみたら効果てきめん。その日から徐々に食欲が戻りました。
5.誰かのためになることをする
家族や近くにいる人に迷惑をかけていないか、心配させていないか気にしている人も多くいると思います。簡単なことからでいいので、掃除・洗濯・料理・買い物など人のためになることをしていると感謝され、それが自分の幸福感につながり、良い結果につながりました。
最後に・・・
本来はしかるべき病院に行き、診断を受けるべきだと思います。(ネットで調べていた時も早くいけば早く改善されるというコメントも多くあり、何度も行くか悩みました)
ただ、わたしには精神安定系の薬に抵抗があり、こちらは最終手段にしたく他のあるとあらゆる手段を試すことにしました。
完治したのは2年ぐらいすぎてからだったと思います。
薬を飲んでいればもっと早く治ったかもしれませんが、わたしはこれで良かったと思っています。
今つらい状況にいる方もいらっしゃるかと思いますが、必ず治ると信じて半歩ずつでも前に進めることを願っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?