見出し画像

陸上経験ゼロ、アラフォーの私がランニングを始めた理由


私は、現在41歳、3人の子どものいる普通のサラリーマンです。
ちなみに、小中とサッカーはやっていましたが特にうまい、熱意があるというわけでなく、Jリーグ開幕によるブームに乗ってはじめだけ。
若いときに陸上はもちろん、突出した運動経験もありません。
そんな私がなぜランニングを始めたのか?
それは、まったくの偶然で、どちらかといえば不幸な出来事から始まりました。
それが、今思い返せば「災い転じて福となす」だったランニングを始めるまでを書いていきます。



自堕落な独身時代

学生時代から酒とタバコをたしなみ、社会人になってからも一日一箱以上、毎週末には繁華街に繰り出し飲み歩いていました。
実家暮らしだったので家でも何もせず、毎日深夜までオンラインゲームをやって、眠たさを引きずって出社する毎日。

ちなみに当時やっていたゲームは「大航海時代Online」、世界遺産が好きだったこともありどハマリし、パソコンを2台使ってやりまくっていました。
※懐かしくなって久しぶりに調べてみたらまだサービスが続いていてビックリ。

休みの日になると朝からパチンコ屋に並びタバコを吸いながら右手だけを動かす球技に没頭…借金こそないものの自由(自堕落)な生活を送っていました。

結婚と子どもの誕生

自堕落な生活を送り、ほぼ貯金もないというじょうきょうに変化が訪れたのは、29歳のときです。
結婚し30歳のときに長女が産まれ、家族と生活を営む中で、飲み歩きやパチンコに行かなくなりました。
時間が取れなくなったこと、家計を考える必要がでたことなどもありますが、もともと、こんなことやめなきゃと思っていたので、この環境の変化はプラスに働いたと思います。
また、家にいる時間が増えた一方で、パソコンに長時間かじりつくオンラインゲームもやらなくなりました。
ただ、この頃にスマホ(確かiPhone4)を持ち始めたことからソシャゲに新たにのめり込んでいくことにもなりました。

ロードバイクとの出会い

ソシャゲにハマるとともに、タバコは吸い続け、酒も飲み歩きが減ったただけで、家飲みなど飲酒は続いており、何か運動をしなければ…という思いはつのっていきました。
そんな中、天気がいい日に少し時間があったので、当時、通勤に使っていた折りたたみ自転車で遠出(当時の感覚)した際に感じた爽快感からクロスバイク(GIANT Escape3)を購入、1年後にはロードバイク(BRIDGESTONE ANCHOR RL8)を購入し自転車が約10年間続く趣味になっていきました。

ロードバイクは一人で十分楽しめる趣味で、誰かに合わせたりというストレスと無縁だったが長く続けられた一因だと思います。
ビワイチをはじめ、県外ライドなども一人で行っていました。

琵琶湖大橋から

10年間やって、大会もイベントも一度も出たことがありませんでした。
誰がと一緒に走るのも数える程度と、本当に一人で楽しんでいました。
※もちろん仲間と走って楽しんでいる方がいることは承知していますし、そういった楽しみ方のほうが健全だという認識はあります。

初めてのランニングは仕方なく…

サッカーなどのチームスポーツは一人でできることに限りがあり、誰かと時間をあわせてやらないといけないというのが面倒な私にとって、ソロで自由にやれるロードバイクは見事に自分にマッチしました。
週末の天気と風向きを気にしながら行き先を決めて走る爽快感に取り憑かれて、一日最高200km、峠越えやビワイチもやりました。

そんなある日、家から遠い峠に向かうため、日が昇るまえに車にバイクを積んで出発!したところ…自宅から数キロも離れていないところで車がパンク…

釘を踏んだらしく、JAFにお願いして応急処置。
その日はとても行く気にならず帰宅…
時間を持て余したので、前日、会社においてきた自転車を取りに行こうと4kmほど走りました。
このときのあまりもの走れなさ(情けなさ)がこのあとのランニング熱に火を付けました。

その後、ロードバイクをやらないときに走り始めて、気がついたらランニングがメインになっていました。

つづく?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?