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#9 親が働くのは当たり前だと思っていた

子供の頃、
親が働くのは当たり前だと思っていた

私が子供の頃はまだ、週休1日。
父親は朝5時に家を出て
夜7時前後に帰ってくる。
それを月曜日から土曜日まで周6日

母親は、私が中学校くらいから
パートで働き始めた。

裕福ではなかったけど
大変な姿を見せず
給料日に誇らしくお金を持って帰る姿が
とてもかっこよかった

しかし、その一方で
私は親が働くことに対して
感謝の感情はあまりなかった


私自身、働き始めて長い時間が経ったけど

辛いこと、
苦しいこと、
悲しいこと、
悔しいこと、
たくさんたくさんあった

後輩ができても
昇格しても
それは変わらない

その場、その場で大変なことがある

両親もこんな気持ちで働いてたのかな。

「そういうもんでしょ」
「当たり前じゃない」
そういう人もいるかもしれない

ただ、それを1年2年でなく
何十年も続けてきたことは凄いことだと思う
尊敬です
感謝です


両親はもう定年退職して年金暮らし

必死に働いていた分、
ゆっくりと安心して暮らしてほしいと思う

私は実家を離れて遠くの地に来てしまい、
なかなか親孝行が出来ない

遠くに離れて、親のありがたみに気づき、
親になって、親の愛情の深さに気づいた

出来ることは少ないかもしれないけど
でも、出来ることは後悔しないように
しっかりやろうと思います

まずは、毎週の電話と
半年に1度の帰省


今週のドラマ「silent」の中の
紬のお母さんの言葉が刺さった〜

『親の真心。
 言葉じゃ伝えきれないから物に託すの。』

実家から帰る時に
持てないほどの荷物になる現象
わかる〜

紬が実家から出る時にお母さんが
『いってらっしゃい』

『またね』じゃなくて『いってらっしゃい』

子供はいくつになっても
親にとっては子供なんだよね
帰ってきてほしい存在



最近、ご両親と会っていますか?

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