初めて、ひらがな詩を書いてみました。
noteで、ひらがな詩を読むたびに、
自分もこんなのが書きたいな、という
憧れもありましたが、
直接の動機は
煮詰まってしまったこと。
“鏡”のモチーフで形にしたいものがあったのですが、
なかなか形にならず、
かがみ、かがみといじっているうちに
これって回文になるかもと
言葉遊びにスイッチが入りました。
(回文は部分的にしかならなかったけど😅)
7文字の最後は「か」で終わり、
最後の2文字をひっくり返して、
次の行の始まりにする、
という手法でつくった
一連が5行、5連の詩。
以下は、そうしてつくった自作の詩の
1行、1行を、
作者自身が読み解き、
イメージを膨らませた
「これ、要らんやろ!」解説です(笑)
しかも、長い!長過ぎる!
途中で息切れしませんように、
飲み物を用意して、お読みください。
かがみがかみか
かみはおわすか
かすみかくもか
かもいにごふか
かふくのなわか
かわいやそわか
かわらぬものか
かのちははるか
かるはこのよか
かよいじあくか
かくとみやるか
かるがるいこか
かこちてなくか
かくしてないか
かいはながるか
かるくはなそか
かそけきかぜか
かぜはそよぐか
かぐやはどこか
かこからきたか
かたちはないか
かいもないなか
かなしみなぜか
かぜはふうがか
かがみみがかん
7文字を
1行、1行
読み解いてみると
(自分の詩を読み解くのも変かもだけど。)
思っていたより
それぞれの行のイメージが
ふくらみをもってくるように
感じました。
ばらばらに見えていた言葉も
なんとなくつながっていくようにも
感じ、
思っていたより
愉しい試みになりました。
長い記事になりましたが
わたしのイメージの世界に
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。