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知的な 鳴き声 自己愛とその崩壊  過去雑文



ここ数日手当たり次第に色々な本を読みあさっていた


その中に椎名林檎が書いていた
言葉にこんなものを見つけた



《人間の本能は動物とは違うと思うんですよ
本能というのは三大欲求とは違っていて
人間はその前に嫉妬であったり
自己愛とその崩壊が繰り返し
本能としてあるんじゃないか?》


自己愛とその崩壊


まさしく、自分に纏わりついてきたもの




誰かを愛してるという想いも
自己愛からは切り離せないし
形の見えぬものへの不安から自己嫌悪の波にも溺れる




恋こそ生命力の表現そのもの

そんな風に言ってくれた読者さんがいる




生命力かと鼓舞される半面
生きていくって臆病な自分を認め
分からないって慟哭する事だとも思う





自己愛と自己嫌悪

表裏一体の感情の振幅




悪あがきだなって
つくづく想う




だが
分からないなんて叫ぶのは人間だけで
これ程知的な鳴き声はない
とも
笑わない数学者という書物には書かれている




それを知的な鳴き声だと肯定してくれるなら
想いのままに鳴いてみようか




寒さと暖かい日々を繰り返し
季節も悪あがきしながら
少しずつ
春色に染まりゆく




・:*:・



自己愛も自己嫌悪も
しみじみ、人間としてのBasicな機能のように思う



大袈裟に考えるでなく
Simpleにそれらを捉えたいと
思うようになってきた






泣いたり笑ったり
それでいい




・:*

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