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辛辣健康診断。

今日健康診断だった。
有難いことに会社が予約してくれて。
副社長に「何時がいいですか?」と聞かれ
「何時でもいいです〜。」と返事したら
朝8時半からになった。
いや、想定の範囲外で焦る。

いつもなら9時にお家を出て出勤するが
本日は8時5分に出発。
夫の弁当をサボり、いつもの1.5倍速で動き
セーフ!
心配性なので安定の10分前到着完了。

今回前もって検便2本と検尿1本を採取していたが
もはやこれを準備できた時点でハナマル💮
忘れなかった時点でわたしは何かに勝っているのだ。

いそいそと健診センターへ向かい
検診着に着替える。
今回の検診着は前の部分が着物の様に
2重の布になって開くタイプ。
なんて画期的。
女性は下着も付けていないので前面の作りに
敏感なのだ。
厚い生地で2重で
密着しすぎず、しっかりガードされて有難い。

身長コーナーで
「2ミリ縮んじゃったね、もう1回測ろ?」
と言われ
体重コーナーで
「去年より5キロ増えちゃったね!」
と言われ。

身長は足掛け20年かけて
大体1年に1mm伸ばしている。
20年前158.8だったのに、今や160.7cm。
2mm縮んでもいいの
わたしは未だに伸びてて不思議だったから。
…と心の中で思う。
でも検査の人が
「もう1回測ろ、ね?
ほら、のびてーのびてーのびてーーーーー」
と伸びる呪文を唱えたおかげで
無事去年と同じ160.7cmを叩き出した。
「ほら!去年と同じ!よかったね!!!」
わたしよりも達成感のある検査の人。
なんでやねん。

体重だが去年は
「あらー、1年前より3キロ増えましたね!」
と言われているので
わたしは2年かけて8キロ大きくなったのだ。
検査の人が聞く。
「なんでか、原因わかる??」
そんなもん決まってるやんけ。
「ご飯が美味しいからです。」
検査の人はそのままPCに打ち込んだ。
打ち込むと知ってれば
もう少し賢い答えを言ったのに…不覚。

次々次々と検査は進み
最難関バリウム検査にたどり着いた。
わたしはラムネが嫌いである。
あのしゅわしゅわが嫌なのだ。
だからあわ玉(飴ちゃん)も苦手なのに。

発泡剤はラムネ味。
お口の中で超絶しゅわしゅわ。
さっさと流し込みたいのに
与えられるのはノロノロと口元にたどり着くバリウム。
あぁ、嫌いだ!!!!
飲んだあとの、あのアクロバティックな検査も苦手。
ていうか
「台の上に寝転がった状態のまま
右回転してくださーい、3回。」
はぁ、つら。
回る度に「いっかーい、にかーい」と数えてくれる。
スイカ割りの前に回転する時みたいに。
ここで問題発生。
めくれるのだ。回転すると前開きの検査着が。
需要なんてないとわかっていても
必死でめくれるのを阻止しつつ回転する。
せめて検査の人、女性なら多少見えても諦めつくのに。
男性だった。見せる訳にはいかない。
お互いのために。
なんて疲れるんだ。
あんなにナイス検査着と思っていたのに。

無事に検査が終わったら
つぎは水分をたくさん摂る。下剤も飲む。
下剤は仕事終わったら飲もうと思ってたのに
「今飲んでくださーい。」と促され素直に飲んだ。
今日の私はいつもとひと味違う。
いつ襲ってくるかわからない腹痛に怯えながら
仕事に向かう勇者だった。

今日は健康診断を無事に終えただけで
上出来だと思う。
ただ、視力とか身長とかは
去年と違えばもう1回やり直しだったのに
体重だけはやり直しがなかったの
なんか解せないな。

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