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INTP女、人間関係のいろは【高校生編】

高校生の時、1番びっくりしたことが、
「偏差値が合うだけで、こんなに楽なんだ」ということでした。

全ての人間の価値が勉強だけで決まるわけではないし、偏差値が高ければ何をしてもいいというわけではありません。

しかし、悲しきかな。偏差値はある程度人間のレベルの示唆になり得ます。
ここでの人間のレベルをうまく言語化できないのが非常に悔やまれますが、いわゆる人間力だと思っていただいて構いません。

高校に入って早々に周辺の人間力の高さに驚きました。
これは後から知った知識なのですが、IQが20以上離れていると、会話が成り立たないという説があります。
これが本当なのではないかと思わせる出来事が多くありました。
同年代と話が合うことに感動しました。
いわゆる、「私の考えていることが通じる」という感覚を初めて知りました。

1番やりやすかったのは、女子同士のハブるという行為が極端に少なくなりました。
周りが経験を経て、何が1番平和的なのかを知っているようでした。
いわゆる、大人っぽさだと思いますが、中学を卒業してまもない私には衝撃的だったのを覚えています。

話し合いができ、周りが自分の意見を持っている。なんて素晴らしいことなんでしょう。この点に関しては、私の人間運が良かったと思います。
高校友人各位、本当にありがとう。

しかし残念ながら、全ての人間がそうとは限りません。

リーダーじゃないのに、リーダーの役割をしたがる、いわゆるでしゃばりな子。
別に誰も気にしてないようなことをいつまでも引きずってる子。
どこまでも性格が合わない教師。

様々な人種がいましたが、少なくとも私が中学生の時に感じていた、なんとも言えないモヤモヤは晴れました。

今でも中学時代から(というか、小学生時代から) の付き合いの友人は一人しかいませんが、高校時代の友人は、今でも帰国のたびによく会っています。

高校時代、合唱部にいたのですが、もともと部員が5人しかいなかったマイナーな部活に、私の台だけ15人ほどが所属していました。しかも、女の子だけ。

もう、はちゃめちゃに嫌な予感がするじゃないですか。
ところがどうでしょう。私たちは一回も大きな分断なく3年間を過ごしました。
これには私もびっくりしました。

少なくとも私の知る限りでは、お互いの愚痴を言っていなかったし、特にケンカもありませんでした。
お互いがお互いに適度な距離感を知っていたこと、単純に優しい子が多かったのが理由じゃないかなと思っています。

人間力が偏差値と相関関係にあると知っている今、高校を選ぶ中学生には、無理のない範囲で偏差値が高いところに行くことをお勧めします。特に、私と似ているなと思った人。(Noteに中学生がいるとあまり思えませんが…)

大学選びはそうじゃないにしても、高校選びはある程度偏差値に準拠していても後悔はないと考えています。

繰り返しますが、偏差値が高いからといって、全ての人の人間力が高いとは言い切れませんし、自分と相性が良くない人だっています。

しかし、それは仕方ないことで、私が誰かを好きで、嫌いなように、
誰かも私を好きで、嫌いなんです。
万人に好かれる必要はありません。

もしこれを読んでいる中学生や、進路に悩んでいる人がいたら、ぜひ、周りの環境がどうなのかに視線を向けてみるのも、一つの手段であることを示しておきます。

そして、これを読んでいる大人の皆さん。
ガキが何を言っているんだ。と思ったでしょう。当たり前だろう、と。
人間は後天的に学習して、考えや学びを得ます。
あなたの周りにいる、そのガキは今、学びを得ている最中です。
よろしければ、否定ではなく、生産性のある論議をしてあげてください。
そうすると、当方ガキたち、とても学びになります。

文字を書くたびにいったい私は、どの目線で文字を書いているんだ。あまりにも上から目線すぎないかと不安になるばかりですが、これも私。という正当化をしておきましょう。

以上、高校生編でした。
個人的にはエピソードが具体的に書けなくて非常に悔やまれますね。
では、またどこかで。

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