読んでよかった！『運転者』

何をしてもうまくいかない主人公。「あぁ、なんで自分はこんなにツイてないのか…」と嘆いてばかりの毎日。
そこへ運がいい方向に転ずる場所に連れいていく、タクシー運転手ならぬ「運転者」が現れ、主人公に「運」「物事の捉え方」について考えさせていきます。

この本からの学びをアウトプットします。

• すぐに人と比べて「羨ましい」と嫉妬してしまう人

• すぐにイライラしてはそれを他人のせいにしてしまう人

• そんな自分が嫌で変えたいな、と思っている人

こんな方はぜひ読んでみてほしい！
そう思った本です。

なぜなら私もそういう人間だからです。
そして読み終えた時には

「物事の捉え方次第で、自分の人生は豊かになる」

ことに気づき、自分の中の何かが変わりました。

読もうと思ったきっかけ

今受講しているSkillmeという在宅ワーク基礎講座の講師の方のおすすめ本でした。
その方自身も、斜に構えてしまったり、他人に嫉妬したりして過ごした日々だったのが、この本を読んで考えが180度変わったとのこと。
すぐに人と比べて、「私なんて・・・」と勝手に凹んだり、羨ましいと嫉妬したり、すぐイライラしては他人のせいにしたりと、とにかく他人軸で考えている私にぴったりだと思いました。
ファンタジーでありつつ自己啓発を含んでいる、という点でも手に取りやすかったです。

この本の印象に残ったこと

• 「運」の捉え方について

「運」って大体は「いいor悪い」もので考えますよね。
でも違う考え方もできるんです。
「貯めた人だけが使える。何もしていないのに使うことはできないものなのだ」と。

行動していないのに、チャンスを掴むことはできない、ってことですね。
そしてそのチャンスも不機嫌でいると気づけないようです。
上機嫌なときこそ、運が劇的に変わるチャンスへのアンテナがビーーンとなるんですって📡

• 努力は報われるのか？

運転者曰く、うまくいかない・・と嘆く人は〈今の自分〉というものすごく狭い世界の短い期間で判断して「努力は報われない」と結論づけてしまう。
でもその努力が報われるの次の世代かもしれない。。
らしいです。

自分に還元されないのか！？と悲しくなりそうですが、今学んでいること、行動していることが遠い将来の自分につながっているかもしれない。

「育休が終わるまでに何か在宅ワークにとっかからなきゃ！モヤモヤの答えを出す！」と少々焦っていたところにこの言葉は沁みました。
短期間で努力は実らなくとも、「今は貯めているんだ！」と前向きに捉えてみようと思います。

• 人と比べることがどれだけ無駄か

他の人の人生と比較するのをやめて、自分の人生に集中して。他の人はその人の人生を生きてその人の役割を果たしている。だから多くを持っているようにみえても、うまくいっているように見えても関係ない。もっと自分の人生をみつめて。そうすれば自分がどれだけ恵まれているということに心から気づく。

『運転者』　喜多川　泰

すぐに人を羨んでしまう私にグサッときました。
そもそも別の人生を生きているんだから、関係ないんですよね。

最近、skillmeのなかで「３good things」を実践しています。
その日よかったことをどんなに小さくてもいいから３つ書き出すんです。
すると、
「あー今日のご飯美味しかったなぁ」
「子ども達めっちゃ笑ってくれたなぁ」
何もなかった1日に感じていても、実際によかったことがない日なんて一日もない。それってなんて幸せなことなんだろう！
と思えるようになってきています。
自分の人生に集中したら、他人と比べている暇はないんです。

終わりに

他にも
"本当のポジティブ思考ってそういうことなのかも"
"変えられない事実のなかで自分にできること"

などなど「こういう捉え方があるのか～」という"ハッと"がたくさんありました。
読むタイミングが変われば、また心にひっかかる部分が変わってきそうです。

人生は幸にも不幸にもなりえる。
それが自分の捉え方次第なのだとしたら、自分がどれだけ恵まれているかに気づき、HAPPYでいられるような行動をしたいな、と思いました。

とまぁ口で言うのは簡単なんですけどね。
下がることがあっても全体でみれば右肩上がり！を目指していきたいです！

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