見出し画像

頼りにしたいしされたい話(2024.6/1の日記)

 6月になった。6月になってしまった。嫌になっちゃう。気温もジメジメも課題も人間関係も忙しさも全部、嫌だな~と思っている。全部一緒の嫌にくくっているけど、全部ベクトルの違う嫌さ。

 新しいアルバイト先の社員さんと、アルバイターの後輩との関係が難しくて困っている。業務の阿吽が上手くいかず、ちょっと忙しくなると上手くいかないことに腹が立ってしまう。また気分で仕事をしている。雑談するときはすごく楽しい気分になるし、質問されたときは力になりたいと思う。だけどいざ忙しいとき、上手くいかないと助けを求められると、イラッとする。イラッとしているのを出している自分に気づいて、もっとイラッとする。

 どうしてイラッとするのだろうか。自分の思い通りに物事が進まないことだろうか。多分だけど、自分よりできないことに腹を立てている訳ではない。そこは当たり前だって分かっているつもりだ。だから、多分、忙しくて頼りたいときに頼れないことにイラッとしているのだと思う。

 自分がアルバイトに入ったばかりだったとき、周りの人がよく辛抱して接してくれていたなと思う。他人の話をして逸らすつもりはないけど、これは今日新しい人と会って当時を思い出して、強く感じたことだ。周りの人がめちゃめちゃ助けてくれたのを覚えている。何もできず物覚えの悪い私のこと、よく許して今まで穏やかで居続けてくれたなと思う。

 よく考えれば自分だって別に業務の全てを完璧にこなせているわけではない。未だにお金のミスはするし、コーヒーをこぼすし、分からないことを社員さんに聞きまくっている。自分だけどうしてそんな偉いつもりなのだろうか。「頼りにしてください」なんてよく言えたものだ。人に頼りまくって働いているのに。

 自分より後に入った友人と、大学の後輩のアルバイターには、そんな気持ちを抱かなかったのかなと考える。あれだ、友人のときはまだ私も慣れなくて、友人に先を越されるのを危惧していたんだった。あのときはまだアルバイトの人のつもりでいた。今はどうだ。
 もう一人の後輩の方は、あまり最初から関わるきっかけがなかった気がする。この後輩が入ってきたばかりのこと、あまり覚えていないな……。

 私はどうなりたいのだろう。どうしてあげたいのだろう。してあげたいと思うことも間違いなのだろうか。正しくありたい。怒らない人になりたい。人に親切にいたい。なんのためにアルバイトをしているのだろう。お金のためか。お金のためだけか?でもなんか、「社会経験のため」はまだいいとして、「いろんな人と関わるため」とか言いたくないな。言いたくないとか言っている時点で思っていないのだけど。

 アルバイト終わりに、初めて行くスーパーで割引のいちごパックを買って帰った。割引だから傷みかけているけど、帰って食べたらすごくおいしかった。実家で食べる味がする。最近何でも実家の味に結びつけてしまう。安易に実家の味と言ってしまう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?