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地球の滅亡を考える話(6/22の日記)

今日の写真、本当は木の葉に擬態するタイプの蛾の写真なのだけど、でかでかと虫の写真を載っけるわけにいかないので階段の写真です。階段の”段”の部分の写真です。冬には雪が積もります。

この日も、やっぱり暑いね~と半分元気をなくしながら学校へ行った。途中で自転車に乗った友人が後ろから来て、一緒に歩いてくれた。結構始業ギリギリになった。むしむしするね、真夏が思いやられるねと話していたら教室に着いた。

全部の授業が終わって家に帰り、それなりに家のことをこなして本を読んだ。久しぶりに単行本。カバーを外すと英語圏の教科書みたいな、学術書みたいな表紙になっていて面白かった。

この本は、地球を滅ぼすかどうか話し合いで決めよう、話し合うそれぞれの立場の主張を覗いてみよう、みたいな進行をする小説だった。会話がベースで進む、横書きの文章が新鮮で面白かった。
道徳や倫理観や宗教をもとに、いろんな立場の登場人物が人類を存続させるべきか自分の価値観を話し合っている。それぞれが正しいと思うことがバラバラでどう頑張っても一つにはならないのが段々分かってきて面白かった。
それぞれ違う立場なのに、読んでいる私を納得させる「理」がそれぞれにあるので、果たして人類は本当に無くなってしまうのか…!?と終始ハラハラとワクワクだった。
死生観や倫理観や、だいたいの人が飲み込んでいる道徳や、生まれてくるのはいいことなのか、について考える良い材料になる本だったと思う。来週の授業で関連する内容をやるので、読まずにしばらく置いていたこの本を選んでみた。答えが出ない学問の面白さを再認識した。

数時間で一気に読み終えたのだけど、寝るのが遅くなってしまって翌朝は寝坊した。これはまた別の話。

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