好きとかわっかんね～！！！の話（2024.5/19の日記）

　アルバイト。なんか本当に周りの人がみんな恋バナばかりしていてしんどくなった。「◯◯（私）さんは好きな人とかできないんスか？」と言われた。色々思うことがあったけど言わなかった。「どうやったらできるんスかね～！」と返した。どうもしようと思っていない。

　周りの人が、自分の思ってる以上に恋愛に真剣だということが最近分かってきた。紹介してもらったりアプリを使ったりという出会いもそうだし、連絡の頻度を考えたり、価値観に悩んだりという付き合ってからのことにも真剣らしい。そのモチベーションやポテンシャルやがどこから湧いてくるのか興味がある。

　最近アルバイト先でのこういう雑談が増えて、自分がいかにそういった感情を気にしないで生きているかを意識した。それから私の親しい友人らが、いかにそういった雑談をしないでいてくれるかが分かってきた。あえて私に恋バナを振らないのかは分からないけど、そういう話以外で充実しているのは嬉しいし、話さないで済むのは楽だと思う。みんながみんな恋バナ大好きだと思うなよ。私は嫌いだ。最近気がついたけどな。

　この「恋バナが嫌い」は周囲の人に対する嫉妬とか気後れとかそういうのだろうか。「最近気がついた」というのも怪しいよな。最近身の回りで恋バナが増えたんだもの。疎外感とかそういう気持ちを感じているのだろうか。恋人ができないことへの恥ずかしさとか。

　でも別に恋人ほしくないもんな～。そもそも恋心とかわかんなすぎる。何度でも言うけどさ。好きの程度や種類の違いが分からない。好きな人のことはみんな平等に好きで、先輩も上司も後輩も友人も先生もお客さんもみんな好き。家族への好きだけちょっと別ベクトルだな～、ぐらいの感覚。特別に好きだった他人もいるけど、それは尊敬とか情愛とかエピソードの特別感とかがそうさせる感じだった。出会いが奇っ怪だった同級生とか。私を気にかけてくれた先生とか。仕事ぶりに憧れがある上司とか。趣味の話を熱くしてくれた先輩とか。エピソード込みの好きさだと思う。

　「（好きな人）どうやったらできるんスかね～！」はある意味本心だと思う。恋愛的な好きの気づき方を教えてほしい。そのドキドキや悩みを私だって味わってみたい。恋愛だけに反映される価値観を持ってみたいと思う。