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「肌が粟立つ」話(7/17の日記)

暑い中よく働きました。今日の写真はお昼休みに食べたお弁当。昨日の反省からちゃんと茹でられた枝豆を詰めて行きました。
バイト先への往復がしんどい。日焼け止めの効果をあまり感じられていない。それよりもっと暑い。

アホほど(言い方がとても悪いけど)冷たい飲み物が出た。アイスコーヒーを海ほど作った気がする。もう途中からどのくらい作ったか数えられていない。ちょっと暑くなりすぎだと思う。8月とか9月とかどうする?皆で上裸で過ごす?こういった構文だって何度も擦られてるだろうけど、それぐらい暑いを更新しているということだろう。さすがに暑い。しんどい。

晴雨兼用の傘を持っているんだけど、それとは別に良い日傘を買うか検討中だ。もっと物理的日光を遮らなくてはならない気がする。冷房の効いた部屋とかこまめな水分補給はもちろん大事だろうけど、そういうことじゃない気がする。地球全体を覆う日傘みたいな装置の導入とかどうだろう。こういう話も擦られまくってるか?うるさい、暑さで頭が回らないんだよ。

この日読み終わった小説が、いよいよ夏だという今ぴったりの短編集だった。高校生ぐらいの年齢のふたりの話が詰まっている。私は夏が舞台の恋愛とも友情とも言わないような、ふたりぽっちの話が大好きだ。最近気がついた。すごく好き。
友情と言うには暗く、恋愛と言うには執着の方向が違う気がする。ふたりだけの秘密も周りを巻き込む大騒動も、夏なら全部許される気がする。

このジャンルの文学が好きすぎて言葉が感情に追いつかない。その前にこのジャンルの名前が分からないな。少女文学とも言えるのか?青春小説?ボーイズラブや百合とも違う気がする。異性同士の話もあったけど、「恋人」でくくるのにはちょっと惜しい関係だ。
相手のためを本気で考えられたり、周りのことがどうでもよくなるくらい相手との時間が楽しかったり。例えそれが周りの人から見て幸せと言えない形であっても、本人らが選んだ物語の結末だから、全部素敵に見えるしそれがいいのだと思える。「夏」という物語の背景がより一層ふたりの世界をくっきり良くさせているのだと思う。私にもそんな相手がいたらなと強く思う。

ふたりだからできることがきっといっぱいあるのだなと思った。制服を着て放課後に出かけて、相手の夢を一緒に追いかけて、秘密の夏休みを過ごして、大人みたいに背伸びして、なんてまぶしい夏なんだと思う。私の高校生活は取り返せないということ、現に私の隣にそれらしい間柄の人がいないということが本当に苦しい。

今年も一人で心細く過ごす夏休みが見えている。大学生の夏休みは無駄に長い。電車で遠出でもしてみようかしら。電車に揺られて行ったことのないところへ出かけるのも悪くなさそうだ。考えておこう。

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