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雪が降って積もった話(2024.1/24の日記)


 積雪を記録しました。

 車で大学に来る友人から「どれくらい降ってる?」とLINEが来て目が覚めた。カーテンを開けたら真っ白で寒かった。布団から出たくないが加速する。布団の中から外の写真を撮って友人に送った。

 大学には歩いて行った。間に合わないかなというくらいに布団を出て準備し始めたけど、案外余裕で教室に着いた。ずーっと降っている。通常の傘を持っていないので(前日の日記参照)折りたたみ傘で吹雪に立ち向かった。どうやっても防ぎきれない雪が脚にぶつかって痛かった。いつもより粒が大きい気がする。ふわふわのかき氷みたいだなと思った。

 友人が来なかったので一人で授業を受けた。友人の分のレジュメを併せてもらった。教授がちょっと早めに授業を終わってくれたので、空いた時間で図書館に行った。ずーっと吹雪いている。

 図書館では「ここにある本自由に持って帰っていいよコーナー」が開設されていた。いわゆる除籍図書というやつである。高校生のときもこういう催しがあって、普段出会わない小説を見つけることができるお得なイベントの印象があった。
 大学の除籍図書は専門書ばかりで、普段小説を好んで読む私には正直難しい印象が強い。専門書が除籍になっているということは、情報が古くなったとも言える。しかし、自分が普段読まない本を見つけられるという点のわくわくはかなりある。マニアックなテーマのものが多い。題名が面白い。他の大学の歴史の変遷、みたいな資料が1巻からおそらく最新のものまで揃っていて、なんで?と思った。六法全書だけ持って帰るか悩んだ。ほしいけどデカすぎる。

 ちょっと前に「本買わずの誓い」を立てた。今日持って帰った3冊は買ったわけではないので、誓いを破ったことには含めないでいようと思う。早くも本屋さんに行きたい禁断症状が現われ始めている。


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