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触発しあって読む本の話(2024.7/1の日記)

 7月になった。もうエアコンを堂々とつけてもいいだろう。汗が噴き出す。空きコマの間にも、できることならシャワーを浴びたい。

 課題を提出する日だった。今朝3時までかかって書いたレポート。結局終わっていなかったので空きコマで仕上げた。自分の意見をただ述べるレポートより、本を読んだ内容があるやつの方が取り組みやすいことに気づいた。

 高校生の受験期には、いわゆる勉強垢のSNSの投稿をよく見ていた。今でも時々見る。勉強をする様子や勉強をする環境の写真を撮り、SNSに揚げている。そういった投稿が、自分の勉強をするモチベーションに繋がると信じて閲覧し続けたが、あまり効果を感じたことは無かった。むしろスマホを見る時間が延びるばかりで、勉強時間の確保ができていない。同じ文房具がほしくなるばかりで、自分の環境と比較して足りないなと思うばかりだ。

 最近気がついたのだけど、あれは自分が勉強する様子を客観的に見て浸れるかどうかの話で、私にはそれが向いていなかったのだ。理想を追ってお洒落で集中できそうな環境に整備しても、勉強をする間は勉強のことに集中しなきゃいけないわけだし、環境なんて、いかに効率的に勉強をするかの手助け要員でしかない。なんか芯を食ってない気がするけど。なんというか、勉強の理想を他者と重ねて見つけようとするの馬鹿だったな~と今さら気がついたという話。遅すぎ。せめて高校生のときに気づいていたかった。まずは自分に合った勉強の型を見つけるべきだ。

 このレポート課題を提出するときに友人が話しかけてきて、「この間の話で触発されて本を買ったよ」と教えてくれた。先日授業の後に、私が本を注文しにいく話しをしたら思いのほか盛り上がり、友人のオススメの本や本棚、どんなジャンルが好きかとかどこの本屋がいいとか、そういう話をたくさんした。その会話を受けて本を買ったらしい。めっちゃいいじゃん。嬉しい。
 私も友人が好きだというジャンルが気になり、しばらく放置していたホラー小説を読み終わることができた。良い影響。お互いにそうだといいなと思う。いや、良い影響あったな~。めっちゃ嬉しい。報告してくれたことも含めて嬉しい。今度落ち着いたらオススメ貸すよという話もお互いにした。楽しみが増えた。

 ここ数日、落ち込んでいた読書欲が復活し、新しく読み始めることもできた。良い兆し。もう少ししたらハチャメチャに忙しくなるので、今のうちに好きな本を読んで、精神を落ち着けておきたいと思う。

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