ささいな褒めの話(2024.2/16の日記)
金曜日!やっと1週間が終わりますね。ヤッピー。
早起きからの朝準備リアルタイムアタックが始まってる。ここ1週間で段々起きる時間が後ろ倒しになってきた。タイムを縮める方法は心得ているぜ。
解凍したお弁当を電子レンジで温めてカバンに詰め、トイレに行きながら朝ご飯も解凍し、それを取り出してから風呂に入る。髪や服の支度をしながらご飯を食べる。もうこの流れが定着し始めた。ヤッピー。
この間予約注文した漫画を読んだ。すごく良かった!
人に褒められたエピソードで、時々思い出せるものをまとめた漫画。他人が褒められてるエピソード、幸せそうで自分まで褒められた気分になってかなり良い。
私が「たまに取り出せる褒め」は高校で文芸部に入っていたとき、顧問の先生に言われた言葉かなと思う。
文芸部は完全にオタクの集まりで、週1で放課後にイラストを描いたり、文章を書いたりする活動をしていた。でも実際に創作をするのは季刊の文集を作る直前で、たいていお菓子パーティーをしながら今季のアニメの話をして、音ゲーをして、漫画の貸し借りをして、愛してるゲームをしてわちゃわちゃするだけだった。演劇部と兼部する男子生徒がチャイナドレスを着た写真を見て、大盛り上がりしたのも楽しい思い出だ。完全にオタクの巣窟。これが心地良くて、「この空間アニメで見たことある~!!!」と思った。やさしいせかい。私がガッツポーズをしたら、部員が「コロンビア~!」と言ってくれてた。こんなん楽しすぎるでしょ。
文芸部では3年の学祭で、卒業文集という形で個人の本を出す。普段は一冊に3枚くらいのイラストを載せるコピー本が、一人一冊のコピー本に進化するのだ。文芸部生活の集大成と言える。私のはほぼ画集で、これまでに季刊に載せたイラストと追加のイラストをまとめ直した形だった。
この文集を作るときに、顧問の先生が私のイラストを印刷しながら言ったのが、「正直、SNSでいいね結構もらうでしょ」だ。これが私の「たまに取り出せる褒め」だ。
実際はSNSで活発に活動していなかったし、いいねは片手で数えられた。コンクールに出した絵は賞にかすりもしなかったし、正直「文芸部です」と言うのには恥ずかしさがあった。
でも先生の言葉で、ここにいて良いんだなと思えた気がした。「気がした」程度の気持ちの変化だった。部員それぞれが互いに全部を容認し、自分の居場所がここにあるんだなと思える感覚と合わさって、救われた気がしたのだ。自分が好きなことをいいねと言ってくれて、評価してくれる人がいるのがとても嬉しかった。今でもお絵かきをするときに思い出す言葉である。先生や部員が元気だといいなと思う。
ちなみに「コロンビア~!」と言ってくれた部員は、最近Vtuberのイベントのために遠征している様子をインスタにあげていた。健康なオタク生活で何よりだ。
なんかこのエピソードもそういうアニメのそういう回っぽくないですか?
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