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花粉到来の話(2024.2/18の日記)

 一日休み。最高の休日。ゆっくり起きてちょっと家事をして、ずーっと本を読んでいた。昨日から読み始めたやつ。

 先日買ったばかりの本で、本棚にあるのが目に入ったので読み始めた。本当に読んで良かったと思う。こんなに頭を抱えながら、のたうちまわりながら本を読んだのは初めてだと思う。
 百合についてアンソロジー形式で書かれた小説。幸せばかりでは無いのがなんとも苦しく、もうだめだった。

 中から一話だけ選んで書くと、この小説の中には私が通ってきた高校生時代とは別軸の青春が詰まっているなと思った。一番好きな話なのに、もう読みたくないほど苦しい。しんどい。私は幸せになってほしいんだけど…。頼むからさ…。この小説の登場人物がなんとなく、既存の他のキャラクターと重なって、あッ、あの二人だったらどうしよう、ヤバいのでは……?と思い、なお苦しかった。ページをめくるたびに「うぉーーー!!!」とか「あ”ーーー!!!」とかなんとか言っていたと思う。

 恋人関係を二人だけのものにしたい人、他者からも認められたい人など様々だなと思った。正しいも間違いも無いなと思った。自分に同じだけの気持ちを返してほしい人、相手は自分を想い続けているだろうと思い込んでいる人、尽くしてあげたい人、なんかちょっと気になる人。二人が幸せならそれが一番いいと小説の中に向かって思った。幸せになってくれさえすればそれでいいよ…マジで…。私はこういう関係性とかすれ違いの創作物が大好物なので、かなり満足の読書だったと思う。私は幸せだぜ。

 そういえば花粉がおいでになっていますか?私の鼻と目が結構ピンチめです。今年は喉にも違和感があります。早くこの地獄の季節が過ぎてくれ。

 今日の写真は、アルバイト先の後輩がお土産にくれたコーヒー。フレーバーが付いていて、思っていたより甘かった。変わっていて楽しい。

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