見出し画像

言葉にグッときてグラッとなる話(2024.5/22の日記)

 アルバイト。朝時間に余裕があったので、アイスコーヒーとピザトーストを作った。優雅な朝ご飯。のんきに準備していたらギリギリになった。何が優雅じゃい。

 最近アルバイト先の人が夢に出てくるようになった。すごいことだと思う。そのぐらいアルバイトに行っているってことだから。自分の中で、アルバイト先での出来事が占める割合がしっかり増えてきている。浸食されている。

 「あ、このお客さんにいいイメージがあるな」と思う人がやってきた。多分だいぶ前に話して面白かったんだろうな~、なんだったっけ?と思って話し始めたら思い出した。このお客さんの知識の深さと人生の楽しみ具合にぐっときたのだった。すごく楽しそうに話すから自分まで楽しくなる感じ。思い出して泣きそうになった。ちょっと涙出てたと思う。前もちょっと泣いていたんだと思う。

 無知の知とか、知る楽しさを知っているとか、私は他者のそういう姿勢にどうも弱いらしい。知ることや考えることの漠然として膨大なのを分かっていながら、自分の知らないことや知りたいことに熱心な人を見ると、グッときて、グラッとくる。この「グッ」ってなんだろう。尊敬だろうか。なんか上手く言い表せる気がしない。私の知らないことを知っているのってすごいと思う。それを教えてくれたときのブワッとくる感じ。さっきからそんなんばっかだな。
 私の涙の正体はこれだ。「グッ」と「ブワッ」。そんで「グラッ」。

 アルバイト終わりに、アルバイト先で買い物をして帰ることにした。財布を忘れたので電子決済を使った。あまり話したことがないレジの人が、「PayPayで?じゃあおっきい音でペイペイ!って鳴れ~~!!」と言ってきた。私のスマホからペイペイ!と鳴ったのを聞くと、「あー、かわいいペイペイだったね~」と笑った。
 こういうのにもグッときてグラッとなる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?