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でっかいプリンの話(6/11の日記)

アルバイト先でパートの社員さんが「よく頑張ったねありがとう」と大きなプリンをプレゼントしてくれた。こちらの方がありがとうである。帰って食べたらめちゃめちゃおいしかった。ちょっとしたホールケーキぐらいあったので次の日の朝ご飯に半分ぐらいまわした。

何が「よく頑張ったね」なのかと言うと、私がこの日新人教育の係をちょびっと担当したからであった。すごくない???ポンコツでどうしようもない私が新しいアルバイトの人に業務の内容を教えるの、私が想像できなかったんですけど。というかこの日は私もそこそこミスをしてヤバかった。ポンコツを増やす教育をしてしまっている。私は全然適任じゃあない。

年の近い人はアルバイト先に友人ぐらいしかいないのですごくわくわくだった。話が上手でなつっこい人で、趣味やこれまでの部活動、大学で勉強していることを質問し合ったら結構盛り上がった。
昼食の休憩も一緒にとることになって、対面に座る相手にすごく緊張したけど、なるべく気にしないようにして黙々と食べたらなんとか粗相無くお弁当箱を空にできた。あまりのドキドキでお弁当の写真を撮るのは忘れた。甘い卵焼きを作りました。

また次にシフトが被るのが楽しみだな~と思いながら残りの休憩時間に小説を読み、部屋に帰って一気に全部読み終わった。お風呂で読書が一番はかどる気がする。

この日読み終わったのは最近私がはまっている作者の小説で、理不尽な社会や人間関係や嫌な大人に向かって闘う女の子たちの話だった。最近気づいたのだけど、一人称が「あたし」の女の子が語り手だとすごくわくわくする。少女らが人を殺すのは非現実的な気がして物語としてドキドキして読めるし、そんな少女らがどこにでもいる中学生として生活して「あたし」と言っているのを読むと、ああ日常なのだなと身近に感じる。

特に印象的なのは少女らが持つ「武器」で、これは実際に形のある武器でもあるし、法律の本だったり、おちゃらけた態度だったり、自分を守る武器にそういうのがなることもある。服装とか、表情とか。
嫌なことに直面したとき、彼女らはじっと耐える。だから追い詰められた時に爆発して暴力的な行動にうつるのだと、また別の登場人物が言っていた。なるほどなと思った。
私も自分の身を守る象徴的な武器を持ちたいと思った。私の味方になってくれるもの。これまで読んできた本の登場人物がバックに何百何千人いると思えば、怖いものなしかもしれないと考えた。つまり知識量で闘いたい。のかな。

半分寝ているのでまたよく分からないことを書いている気がする。
そして本を読んで課題はしていないけど翌日の私に全部流す。

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